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vendredi 03 juin 2005

Commentaires

佐藤

更紗様

>私は、「匿名の卑怯者たちが専門家の権利を侵害してる」と読み取ってしまいました。
何を、そう読み取ったのかよくわかりませんが、専門家や権威の意見に対して、素人であろうとも気兼ねせず批判することができるのが、表現の自由の良いところだと私は思っています。

奇山伸未

小倉さん

 君は本当に佐藤幸治著『憲法〔第三版〕』を読んだのかな?この本の538ページには、次のように書いてあるよ。
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 ここに取材源秘匿とは、公衆に対する情報伝播の目的で、内々の信頼関係を通じて取材した場合の取材源(狭義の取材源秘匿権)、及び、懸かる関係を通じて得られた情報(広義の取材秘匿権)の開示を強要されない権利をいう。これは、情報収集権が肯認され、かつ、収集活動における懸かる内々の信頼関係の保護の必要性が認められる限り、当該収集権の内実をなすものと解される。秘匿権も、重大な公共的利益(取り分け公正な裁判の実現)による制約を免れないが、この権利は、その性質上何よりも確実性が要請されるから、安易な利益衡量に逃げ込むことは許されてない。
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 本に書いてあることを「見当たらない」なんてウソ書いちゃいけないな。君は技術者じゃないから、インターネットのシステムを間違えて書くのは何となくわかるよ。だけどね。君は弁護士で法律家なんだろ。しかも、この本は司法試験受験者の定番の教科書だそうじゃないか。そこに書いてあるのに「記述は見あたりませんでした。」と書くのは、君に悪意がなかったとしても(悪意の不在)、世間一般の人から、わかってて印象操作してるんじゃないか、と疑われてしまうよ。
 若い君の努力を惜しむから、あえてこんなこと書くんだよ。私の気持ちを察してくれないかな。

奇山伸未

素朴な疑問

 違法盗聴を指示(支持)したニクソンを辞任に追い込んだディープ・スロート氏は、住所・氏名を明らかにしてパブリック・コメント(コメンツ)をしたかな?
 彼のコメント(コメンツ)は、誰が見てもパブリックだけど、匿名の陰に保護されていたからこそ、あれだけの公選の公務員に対する公的利害関係事項を公共目的で暴露できたのではないかな?違うかな?
 そういえば、小倉先生は、資格、肩書、司法修習生の期(合格年次と合格学年)、卒業大学、発表論文、所属事務所名、同住所、同電話番号、ファックス番号、取扱い事件名……などは、自分のサイトや他のサイトでのコメントで公にしているけど
    自分の住所は秘匿したまま
だよね。これって自説と矛盾しないのかい?

蜃気楼

 プライバシーとの関係ですが、立候補する場合はもちろん、他の候補者に投票する場合にしたって、不特定または多数人に影響を与える形で自分の意見を表明しているわけで、その意見というのはもはや「プライベート」な領域にとどまってはいないわけで、自らの意思で自らの意見をパブリックにしておきながら、その意見をパブリックにしたのが自分であるということはプライベートな事項にとどまっているというのは、どうも難しいのではないかという気がします。

 しかしながら、日本の現状は匿名での投票はおろか、匿名での立候補、匿名での議員活動を認めており、卑怯系投票者や、卑怯系立候補者にとっての天国といえそうです。

奇山伸未

小倉さん

 いま2チャンネルを見たら、次のコントが書いてあったよ。
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記者:なぜ「匿名」が「卑怯者」なんです
ネラ:本人に聞いてよ
記者:ウチらは取材源の秘匿ってのがあって
ネラ:だから?
記者:取材源の「匿名」化は「報道の自由の根幹」
なんで
ネラ:それで?
記者:「匿名が卑怯者」と言われたら困るんですよ
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 報道の自由には取材の自由が含まれるし、取材源の秘匿は十分尊重に値する(石井記者事件最高裁判例要旨)から、匿名を暴くシステムは報道の自由やマスコミの利益と衝突して、マスコミが恐怖に怯えて(あるいは一部は反発して)、表現を萎縮させる(一部は過激化するかもしれない)可能性はないかな。

奇山伸未

小倉さん

 こういうの知っているかい。
 パソコン通信時代からはやっているザレ歌だが。
「匿名論議とかけて週刊誌のダイエット特集ととく
 その心は
 毎年,どこかで誰かがやっている」
 ブログで嘘を書いちゃいけないよ。

 何か偉そうに聞こえること書いている気になっているようだが、本当の専門家から見れば、噴飯モノなんだと言われる危険性が高いよ(IPアドレスの動的割当の「説明」がそうだな。)。
 もっと人間誠実になろうや。知らないことは知らない、判らないことは判らないと。君が勘違いしているのは、歴史的事実やスペックや規格は不動で誤魔化しようがないのに、それを無視して勝手な想像や推測で物事を書いていることに気付いていないことかも知れない。
 公的言論(パブリック)と私的言論(プライベート)の論文読んだかな。少なくとも佐藤幸治先生のテキストにも言及箇所があったはずだが、それを無視して持論を展開するのはいかがなものかと思うよ。

U-me

> なぜ、2005年にもなってまたネットでの実名・匿名論議が盛んになるのか
>といえば、従来の議論では何ら問題が解決していないからに他なりません。

ほんとに盛んになっているんでしょうかね?
あえて言わせてもらえればこの話題はもう常にどこかでくすぶっている話題で
盛んになっているという印象は持てないのですが

何年も前からこうやって「匿名がネットを滅ぼす」的な話は出てきてるんですが、
それが正しければもうネットはブログブームなんて迎えるまでもなく滅びてる
ような気がするんですがね。

あえていうなら車による交通事故の問題のように「付き合っていくしかない問題」
であるような気がしますが(で、車の問題と同じようにいろんなところでモラルの
向上につとめるしか対策がないような)

>日本では専門家系ブログがなかなか出てこないということがよく言われます

どこでですか?
これは本気で教えていただきたいんですが

日本でも専門家によるウェブサイトはいろいろあって、それらがブログに移行してるか
どうかというと「ああそんなにでもないな」という個人的な感じは抱いていますがよく
言われているというほどのソースには出会えていません。
またどういう文脈でこう言われたか?というのにも非常に興味があります。
なので是非どこで言われていることか教えてください。

中井亀之助

 僕はその先生のおっしゃる専門家系?実名ブログを立ち上げております。
 口汚い匿名の誹謗中傷コメントをまっているのですが、人気がなくぜんぜん来ません(笑) むしろくるとすればお世辞ばかりです。それは僕の言論がどちらかいうと、「右翼的」だからなのか。あるいはそれなりに一貫しているからなのか。どっちでしょうね。
 仮に誹謗中傷コメントがきたとして、はげしく撃墜しよう、と子供っぽく思うかもしれません。でもそれが誰から来たものか知りたいか、というと、個人的にはまったく知りたくないです。それを知りたいという願望は、まったく理解できません。(たいていの人間は自分にも嘘がつける心の場所が必要だと思っているので)
 もしコメントがうすら怖くなってきたら、そのコメント者を排除したり、コメント欄の閉鎖をするかもしれないですね。でも匿名性の有効性や意義を守るためにも、きちんと名を名乗ってブログを続けようと思います。

Мышкин

>卑怯系コメンテーターの相手をしてあげるほど面倒見が良くなく、卑怯系コメンテーターのなすがままに誹謗中傷させてあげるほど寛容ではない普通の専門家にとって優しいブログサービスがない現状では、専門家系ブログがなかなか出てこないのは当然でしょう

コメント欄閉鎖

>日本では専門家系ブログがなかなか出てこないということがよく言われますが

どのあたりでよく言われているのでしょうか(印象操作の疑い)、そして海外ではどうして多数出てくるのでしょうか。海外にはその卑怯系コメンテーターは存在しないというのでしょうか。しないのなら、その原因はなぜでしょうか(卑怯系云々、ラベリング並びに責任転嫁の疑い)

よろしくお願いします。

irose

> 何ら問題が解決していないからに他なりません。

「理詰め」は「問題」に含まれますか?

・・シソーラスの研究やってた一人としては、同じ事をずっと言ってるはずなのに「攻撃」→「迷惑」→「問題」と言葉を使い分けていることが非常に気になるのです。

匿名夢想剣士

>小倉殿

 拙者は瞬殺削除を覚悟して直言申し上げるが、みなの心に残った「あえて匿名法律家」先生のカキーコを思い出していただきたい。
 あの方の惻隠の情には
   高度の法的素養と高い識見を有しながら
   (はっきりいって小倉殿よりはるか上)
   肩書きや専門やビッグネームを出さず
   (あちこちで売名投稿する人とは異なる)
   それでいてユーモラスに分かりやすい解説で
   (何度もイミフの求釈明がくる人は反省)
   地位や名前や肩書きよりも中身ですよ
   (ハロー効果を潔しとせず使わなかった)
ということを身を持って示された。拙者は一太刀でファンになった。
 小倉殿も、実名だ、専門家だ、専門領域だ、匿名は卑怯者だ・・・というこだわりを捨てて、虚心坦懐に裸一貫から仕切り直しして、拙者らと真摯に腹を割って、明日の未来の日本や世界やネットの世界を語ろうではないか。

佐藤

専門家がブログを書く権利は、我々無名人が匿名でコメントを書く権利よりも尊重されるべきだ、ということでしょうか。

更紗

小倉様へ。 更紗です。

「含まないのではないかという気がします。」
「どうも難しいのではないかという気がします。」
小倉さんは単に文言解釈されただけじゃないんですか?
憲法の「通信の秘密」は概念の解釈も重要ですが、草案当時から現在に至るまでの歴史的背景も考察していかないといけません。

ブログのコメント欄で、このエントリーの議論をするのは適切とは思えません。論文などにまとめられてから、公表したらよろしいかと思います。

このままじゃ進展しないと思うんですけどね(;^_^A

匿名夢想剣士

>公衆に向けてなされた情報発信についての
>発信者の氏名・住所等の秘匿までは含まな
>いのではないかという気がします。

 貴殿も法律家なら、ちゃんと法的根拠(法源・典拠)を明示されて論述してください。人権を制約する立論の場合は、法的根拠や典拠を示すのが常識であり、それがなければ議論にもなりませんし、判決なら「所論は理由がない(理由不備)」で裁判所から排斥されることはご存知でしょう。
 弁護士の肩書きの陰に隠れて法源や典拠を示さないのは、いささか不誠実なのではないかと思います。拙者は、貴殿が弁護士倫理にのっとって信義と誠実を重んじて回答されることを期待しております。

佐藤

 誰にとっての匿名性かということを議論するべきだと思います。卑怯系ヲッチャーや被害妄想系ブロガーに自分のプライバシーを覗かれたくありませんから。

 匿名性が憲法上保障されていないからといって(この結論には疑問がありますが)、全く法的に尊重されないことにはならないので、憲法論だけで匿名/実名議論に決着はつかないでしょう。
 
 私だってちゃんとした専門家系ブログには敬意を表しますよ。

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