年末に読んだ、国末憲人「ポピュリズムに蝕まれるフランス」(草思社)は、日本における「B層の右傾化」問題を考える上でも非常に有益ではないかという点で、お薦めの一冊です。
もちろん、これからのサルコジ対ドビルパンの対決を楽しむ上での予備知識を得るという意味でも有益だと思います。
(山口二郎「ブレア時代のイギリス」(岩波書店)とともに)一番この本を読むべきなのは、次の選挙対策が未だにできていない日本の民主党の方々ではないかとも思いますが(民主党が担ぐべきは、前原さんではなく、川内さんだと思うんですけどね。次の選挙で勝つ気があるのなら。)。
自国の民に害を与えた人間の釈放を望む人間がいる限り、民主党は政権を取れないと思います
http://nyt.trycomp.com/hokan/0025.html
Rédigé par : sakimi | mardi 03 janvier 2006 à 18:44