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samedi 07 janvier 2006

Commentaires

福田

「無理に対案を出そうとすることに躍起になる」は特定のどなたかを主語にしているわけではありません。「躍起になる行為」について言及しているに過ぎませんので悪しからず。ちなみに「弊社のビジネスモデル」というのはどこの会社のビジネスモデルなのでしょうか(FRさんがどういう方かも存じ上げていませんのでご了承ください)。

bold

FRさん(笑)
まあまあ。
匿名の卑怯者はほおっておくに限ります。ですよね、福田さん?

福田

>だから結局。事後抑制に頼らざるを得ないわけです。

おっしゃる通りですね。FRさんは共通IDの対案として事前抑制の案を提示なさったようですが、やはりオルタナティブとみなすのは難しいのかなという気がします。無理に対案を出そうとすることに躍起になるより(そんな容易なことではないでしょうから)、共通IDをブラッシュアップさせる方が近道であるように思います。

Hideo_Ogura

 だから結局。事後抑制に頼らざるを得ないわけです。

 なお、著作権法絡みだと、その実現困難なことを平然と命じら得ることがあります(ナップスターにしてもファイルローグにしても、「事前抑制」の部分は実行困難なのでサービスの継続を断念しています。ファイルローグの場合、戸籍上の氏名及び住民票上の住所を登録させることによってそのサービスを違法な目的に使用されることをある程度実効的に抑止できれば、過失責任を免れる可能性があるのですけど。)。

サスケット

倉先生>

 悪い冗談はお止めくださいw。

>ブログや掲示板での違法行為をなるべく統一的に抑制できる方が効率的なのではないかと思います。


FRさんとは逆パターンで一つ。
前から言ってますけど、ブログや掲示板の違法行為だけ抑制してもしょうがない。
Typekey的の【的】というのがなんなのか知りませんが、Typekeyっぽいものでブログや掲示板だけ判別してもしょうがないでしょ、という話は既出のはずですね。
http://benli.typepad.com/annex_jp/2005/12/post_1.html

統一的に抑制するという観点だからこそ、IPアドレスでのチェックが有効であるという判断です。(通信に確実に必要になるため)

今から国内、国外含めてIDお願いしますーIDお願いしますーって言わなくてすむでしょう?


私が共通IDじゃなくてもIPアドレスで充分、あるいはコストが~、と言っているのは、この点からもですね。


#なお名寄せを原因とした共通ID問題点は、IPの有効性というより、共通IDの無効性?という方向

bold

著作権や幼児ポルノについては少なくとも先進国間では、国際間の捜査協力がなりたちつつあります。
たとえば2003年、The Whoのリードギタリスト、ピートタウンジェント氏は、アメリカにあるインターネット上の児童ポルノの有料サイトにアクセスした容疑でロンドン警察に逮捕されました。(本人は自伝執筆のため自分の幼児体験を再現したかったと釈明)
これはイギリス警察がアメリカで幼児ポルノを閲覧契約するイギリス人約2万人の情報を収集する捜査計画を立てたものにFBIが応じたものです。
同様の捜査協力は先進国間では十分成り立ちうると思います。

さて。先生の共通ID政策に先進国(というかごく一部の圧制国家以外)が同意したり応じると・・・お考えですか?

Ellen

>boldさん

その場合は海外へのアクセスを禁止しちゃえばいいんですよ。別に海外へのアクセスを全部禁止にする必要はありません。
何だかんだ言っても日本のWWWへの接続は大手町に集中してますから、あそこに細工して、そういったサイトに繋がらないようにしてしまえば。誰かが独断で決めた「問題のない」サイトにだけ繋がるようにするのぐらいは難しくないはずです。


ほら解決。

ついでに、ネットで誹謗中傷やら何やらやった人を、とりあえず逮捕する秘密警察でも作ったらいかがでしょう。

何か近くの国のインターネット事情と似てきましたね。

Hideo_Ogura

中井さんの意見は、日本国内だけ規制しても意味がないから、著作権付きの作品や児童ポルノのアップロードも規制すべきではないということまで含むのでしょうか?

bold

ところで、そこまで日本一国が「効率的に抑制」されたネット言論国家になったとして。
2チャンネルなどの従来の国内「誹謗中傷型サイト」が海外、たとえば言論の自由に敏感な国(アメリカとか)や規制能力がない国(ベラルーシとかウズベキスタンとか)規制を嫌う国(オランダとか)に移転をした場合に、現在以上にとてつもない大賑わいになると思われますが、それはほおっておいてもよろしいのでしょうか?

Hideo_Ogura

 ブログや掲示板での違法行為をなるべく統一的に抑制できる方が効率的なのではないかと思います。だから、誹謗中傷だけではなく、デマの流布とか、新聞記事等の無許諾コピペなどにも対応できる方がよいのです。

 共通IDシステムだと、さらに、積極的に発言者が誰であるのかを示したいときの証明にも使えるから、そういう需要まで視野に入れると、却って安上がりかなあとも思います(もちろん、FRさんが現在携わっておられるシステム開発は現行法を前提として行っているのでしょうから、法改正を視野に入れた議論とは結論を異にするのは全然不思議ではありません。)。

関口悟

デマ対策と呼べるかはともかくとして、市場における相場操縦につながるネット上の書き込みをチェックするビジネスモデルというのはあるようですね。デマがもたらす効果の抑制にとどまるサービスかもしれませんが。私は、ここでの議論はネット上における不法行為と責任追及のためのトレーサビリティの問題だと理解していますので、誹謗中傷(名誉毀損)以外の論点であっても違和感はありません。

表現の自由に関する事前抑制というのは、一般的に金銭面以外でのコストが非常に大きいですから、一律の公的規制としては非常な困難を伴うでしょう。ただし、各ネット事業者が部分的にせよ任意で利用するサービスとしての可能性はありうるでしょうから、新しいシステムの開発が楽しみです。もちろん、一律の適用が可能なビジネスモデルでしたら、なおさら素晴らしいと思います。

Hideo_Ogura

 憑依さんには、私のブログのコメント欄で他のコメンテーターがコメントを投稿することを禁止する権限はありません。
 ブログ主の管理権限を蔑ろにする方はコメントをしないで下さい。

福田

中井さん

>現実には導入されないのではないでしょうか?

それは、どんなに法やアーキテクチャによる規制を講じたとしても、その規制をかいくぐる人間の存在は不可避であるから、よって規制などそもそも不要ではないか、というロジックなのでしょうか。以前拙ブログで宮台氏の決断主義について触れたことがありますが、社会分析から社会政策を導くというプロセスにおいては、常に「次善の策」しか選び得ないわけで、「あちらを立ててもこちらを立ててもうまいこといかない」ということが言えると思います。規制をかいくぐる人間の存在は不可避だとしても、どこかで線引きをしなければいけないというのが決断主義的なスタンスだと思いますが、小倉さんはもちろんこうした不可避性を踏まえた上で邁進なさっていると思いますし、結局は規制によるコストと規制をしない場合のコストとののトレードオフなのだと思います(このコストの見積もり方が小倉さんと反対派の方々とで異なることが平行線である一つの理由でしょう)。

匿名呆曹

 小倉先生

>もっとも、町村先生のブログのコメント欄での議論等を見ていると、むしろ、自らは安全なところに身を置きつつ、気に入らない人間に対して私的制裁を下すために、匿名の陰に隠れて他人を攻撃することを積極的に肯定する見解の方もおられることがよくわかりました。

 その理論を使うとまずいですよ。
 攻撃の矛先がブーメランのように戻ってきます。
 例えば・・・・

 もっとも、小倉先生の出張先のコメント欄での投稿等を見ていると、むしろ、自らは安全な弁護士に身を置きつつ、気に入らない匿名に対して私的制裁を下すために、実名の陰に隠れて他人を攻撃することを積極的に肯定する見解の方であられることがよくわかりました。

bold

本論に戻って。

先生のおっしゃることもわからないわけではありません・・ということで同様な課題について考えてみました。

たとえば「飲酒運転」を例にとると。
飲酒運転が自動車事故につながることは非常に因果関係が明確ですから、本来自動車の運転シートに「アルコール探知機」が備わっていて、アルコール濃度が高い人は運転できないようにすべきだと思うのです。
相当のコストをかけでも、飲酒事故が生ずる危険を回避し、損害を最小化するために必要な対策を講ずることは当然視されるべきでしょう。被害者感情を考えてみてもそうしない理由はないように思います。

経済的にも、事故の被害だけでなく、そのための検問、事故調査、裁判、警察などの法執行コスト、遺児や服役、困窮家庭など事故が及ぼす経済コストを全部あわせると数千億円は軽くいくと思うのです。
一方、上記探知装置は大量生産をすれば一台あたり数千円でできることだと思います。ということは規制をして年間200億円程度もかければ飲酒運転問題は解決し、大いに社会的採算性が見込めそうに思えます。

でも現実にはそうなっていません。なぜでしょうか???
私が思うには、多分そのような装置を自動車が備え付けても、それをはずすことが罪になろうと、飲酒運転をする人間はその装置をぱっとはずして飲酒運転をしてしまうのです。
その装置をはずしていないか検問するぐらいなら、アルコール濃度そのものを検問したほうが、結局安いし早いし確実だから現実には導入されないのではないでしょうか?

中井亀

Hideo_Ogura

 表現活動に対して、一律の事前規制で対処するというのは、事後的に対処するよりもハードルが高いように思うのです。もちろん、子供向けに「有害サイト」をスクリーニングするサービスはありますが、それはあくまで子供向けです。同業者ならご理解いただけると思いますが。

 他方、単語規制では、罵倒対策にはある程度なりますが、デマ対策等にはならないですね。

 公開プロクシからの投稿を遮断することを義務づけるというのは一つのアイディアだと思います。無料公衆無線LANからのアクセスや、ネットカフェやマンガ喫茶等からのアクセス、パソコンショップ等で展示されているコンピュータ等からのアクセス等、IPアドレスからでは誰が使用者かを辿ることが困難な状態というのをどれだけ解消できるのかに係っているのでしょうね。

 IPアドレスを表示した場合の抑止力については、それによりどれだけ発信者情報の開示が迅速かつ確実にできるようになるのかに係っているかによるように思います。私が代理人として最初に発信者情報開示請求訴訟に関与したときの掲示板もIPアドレスを表示していましたが、そのときは「アクセスプロバイダには発信者情報の開示義務はない」というのが多数説だった時代だったせいか、根も葉もないデマを平然と流している方がおられましたから。

Ellen

ところで。

現状でも、俗に言う「プロバイダ責任法」は施行されてますし、「名誉毀損」等の罪科もきちんと法律で決まってるわけですが。

それでは何故、不十分なのですか?

関口悟

様々な仕掛けで心理的な効果をねらって、誹謗中傷を防止するのは良いと思います。ただ、基本的な問題として、「言葉狩り」的な事前規制は表現の自由との絡みがありますから、慎重さが求められますね。特定の場所・サービスだけでなく、ネットサービス一般を対象とする規制の場合は特に。著者がトレースできる場合のみ規制対象外とするなど方法はあるのかもしれませんが、いずれにせよ「卑怯でない」「言論人」のような人々からの反発という別のコストが発生すると思います。表現できないのと、表現されたものを自らの意思でフィルタリングするのとでは、意味も違いますし。私は明快な対案を持っていませんので、無責任と言われるかもしれませんが。

FR

>小倉先生

 読み落とされたようだから再掲になりますが、コスト論争をするならきちんとした積算数値か推測値(推計値)や仮定値でやりましょうよ。町村先生のブログでは、小倉先生も仮定値を使って反論されていたではないですか。
 少なくとも下記の「佩里(ハイリ)」氏のコメント及び拙コメントを一読されてから、このエントリを書いて欲しかったですね。積算を飛ばした議論は残念です。コストを主題にしながら何の数値もなければ説得力がゼロなのが実業界の常識ですから。
 不法行為に基づく損害賠償請求訴訟だって、「損害額の算定」というようなタイトルで損害積算結果を、訴状、準備書面、判決書でキチンと明示されているではないですか。

http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2006/01/news_7c0c.html#c5713398
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2006/01/news_7c0c.html#c5713819
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2006/01/news_7c0c.html#c5714587

FR

>わいせつはいいとして。
>誹謗中傷罵倒ワーズって一体?
>匿名の卑怯ものは禁止?(笑)

 判りやすい比喩でいえば「あぼーん」設定機能(注)の犯罪用語版ですよw

注:不愉快なレスやコメントを極力見ないようにできるあぼーん設定機能とは,2chや「2ちゃんねる専用ブラウザ」に実装されている機能で,例えて言えば「放送禁止用語」の投稿を受け付けなかったり,ブラウザに表示しないようにするものである。(弊社オリジナルIT辞書より)

bold

>誹謗中傷罵倒わいせつ等の禁止ワーズ

わいせつはいいとして。
誹謗中傷罵倒ワーズって一体?
匿名の卑怯ものは禁止?(笑)

U-me

町村さんのところでもいいましたが、小倉さん、こういうブーメラン防ぐために過去の自分の意見との交通整理きちんとやりましょうよ。


あとね。ネット事業者は周囲の迷惑を顧みずに利潤を追求してもよくないので小倉式共通ID案のような広い範囲に迷惑かけるようなものは採用できないのでした。ちゃんちゃん

bold

確かに・・・ここでは以前。(2005年1月15日)

>執拗ないたずら電話をかけられたり、自分の名義で勝手に様々な商品を注文されたり等の嫌がらせをされるのではないかという程度の虞を持っても不思議ではないし、
>ある種の思想集団についてはある種の恐怖心をデフォルトで抱いている一般人も多いですから、
>彼らの怒りの矛先に現在なっている自分の個人情報が暴かれることについて件のサイトのblog主が恐怖感を抱くのは理解できる範囲内にあります。

一方町村ブログでは。(2006年1月7日)

>コメントスクラムの被害者たちが加害者の住所・氏名を知ったからといって、中核派を呼んで取り囲むようなことが容易にできるとは思えませんし。

>むしろ、普通の人が実名ブログを安心して開設できるようにした方が、現在知名度がない人が、高い知名度を獲得する可能性を追求できるので、中井さん的な意味で言うところの「社会的な弱者」の利益にもなるのですけどね。

通常ですと、1年たって意見が変わったということなのでしょうが、多分先生は違う考え方(全発言主がオープンになれば、暴力集団もさほど怖くないし、実名を暴露されても安全!)まで確信が高まられたのでは、と推測いたします???

中井亀

関口悟

競争が激しく、利益率の低いこの業態では、公的に統一ルールを設けないと、総すくみ状態の業者自らがコストをかけに動くことはなさそうですね。特にこれといった妙案は思いつきませんが、今後、団体訴訟制度の整備いかんによっては、消費者保護的な観点から起こる事態をきっかけに、ルール整備が進む可能性もあるような気はしています。

サスケット

ブーメランストリート

対策とは周囲の迷惑を顧みず追求されてもいいのか

http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/e/c6334f6b4598f27b1c94c31da5773dd6
>個人の情報を一定の目的のために公開した者において、それが右目的外に悪用されないために、右個人情報を右公開目的と関係のない範囲まで知られたくないと欲することは決して不合理なことではなく、それもやはり保護されるべき利益であるというべきである。

小倉さんの唱える論って、結局のところ、実名による問題点なんて全く配慮していなかったりして、それのどこが有用なだろうという類のものしかないですね。

私がコストと言うとき、これらの問題点も(もちろん上で上げた以外のものも)コストに含んでいます。

解決のためになんらかの対価を支払わないといけないという思いからです。


さて小倉さん。
あなたも昔これらを問題点として。
すなわち広義のコストとして。

上げていたはずではなかったか。(もちろんそれ以外にもあるが)


【同様に法的責任を負う可能性は高いように思います。】

問題解決のために法的責任がかかってくる解決策は本末転倒。


高い対価。


すなわち大きなコストだ。


匿名を悪用するような人間には、私の意見は許すまじ、聞いてはいられない、と言うことになるのでしょうが……

【冒頭は今日思い出した曲タイトル。】

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