U-meさんから、
小倉さん、民主党が公開したメールのコピーとされるものが実名の告発であれ匿名の告発であれ証拠として機能しようがないことは一応わかってるんですよね?
との質問を受けています。
「証拠として機能しようがない」というのが証拠能力がないという意味なのか、証拠価値が低いという意味なのかわかりませんが、いずれにせよ、民事訴訟と刑事訴訟とでは扱いが違うし、立証目的をどこに置くのかによっても変わってくるので一概には言えないということになります。
また、デジタルデータ(特にテキストデータ)は常に改変可能性があることは確かなのですが、これだけ多くの意思・情報の伝達がデジタルデータを用いて行われている現在、デジタルデータは改変可能性があるから絶対に証拠とはなり得ないとまでは言い切れないのであり、当該テキストデータを入手した経緯と入手後の保存状況が補強的に立証されればそれ相応の証拠価値を持つ場合もあるというべきでしょう(「情報源」が秘匿されている場合、そのあたりがどうしようもないのですが。)。
今回の「メール」にしても、どこかの段階でプリントアウトされたものをどこかの段階でスキャンしてどこかの段階でOCRにかけているようですが、その情報の流れをさかのぼっていくことができれば、高い証拠価値を持つ場合がありうるということができそうです。
>ソース云々たって、単なるくだらない揚げ足取りだったりすると時間の無駄って感じですね。揚げ足取りって暇があって羞恥心がなければいつまででも続けられますし。
いやはやまったく。
ペラ紙一枚で揚げ足取りなんて、私なら恥ずかしくてできません。
もう時間の無駄ってまさにそのとおり。
ほんと、いい年こいた政治家が何やってんだか…
Rédigé par : サスケット | jeudi 23 février 2006 à 00:17
>そういうことに青春を捧げるのが好きだっていうのはそれはそれでその人の人生だとは思うのですが、それはそれでそれまでの話です。
つまりあなたの主張を誤読したままである自称福田さんが、あなたの主張を間違って理解し、その間違った主張を広めて青春を費やすのは自己責任だとおっしゃる訳ですね。
揚げ足取りではなく、未来ある若者が誤読したままで、結果として人に誤解されても構わないと。誤読だと本人が気づかなければいつまででも続けるわけですから。
慈しみの心があれば間違っている部分は指摘してあげたほうが自称福田さんにとって言い影響を与えると思いますよ。
そうで無いならば、自称福田さんはミジメデスネ
Rédigé par : sakimi | mercredi 22 février 2006 à 03:53
ソース云々たって、単なるくだらない揚げ足取りだったりすると時間の無駄って感じですね。揚げ足取りって暇があって羞恥心がなければいつまででも続けられますし。
そういうことに青春を捧げるのが好きだっていうのはそれはそれでその人の人生だとは思うのですが、それはそれでそれまでの話です。
Rédigé par : Hideo_Ogura | mercredi 22 février 2006 à 02:04
あ。
後出しで後出しだと起こられるのは嫌なので事前に…
『『『あれは偽者だった!!』』』といいたいわけではなくて、本物だと身内からも信じてもらえないものを公に出す精神を何とかせよ、というコメントなのでご注意を(笑)
Rédigé par : サスケット | mercredi 22 février 2006 à 00:48
まあ、わかりきった結末でした。
http://www.sankei.co.jp/news/060221/sei048.htm
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060221&j=0023&k=200602216179
メールの真贋はともかく、身内にすら本物であると信じさせることができなかったということですな。
やはり、匿名がどうこうとか言う話ではなく、永田議員の――一番穏当な表現で言うと甘さかな?――見積もりの甘さが原因ですな。
匿名だとかデジタルだとかじゃない。
説得力のある説明を付加しないまま、公に持ち出す見積もりの甘さが原因です。
まことに嘆かわしい。
Rédigé par : サスケット | mercredi 22 février 2006 à 00:43
>多くの証拠は、他の事実ないし証拠で補強されることによって高い証拠価値を持つのであって、それは永田メールに限ったことではありません。
ああ、事実や証拠が重要なのは判ってらしたのですか。その割に自分の案や意見をソースと共に反論されてもそれを覆すことが出来る案・意見を出したり撤回しないのは何故ですか?
後、いい加減町村先生の所でのYes,Noで出来る回答も溜まっていますのでこちらも早急に解決して頂けないかと思っています
それと匿名の自称福田さんが、ここ
Matimulog SNSの危険
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2006/02/sns_c25b.html
で発言していることと小倉先生の考えに合っているか答えてくれないと、自称福田さんが現実社会でのさまざまな衝突に対して適切に対処する能力がどんどん劣化していってしまうのではないかと人ごとながら心配になってしまいます。
Rédigé par : sakimi | mardi 21 février 2006 à 23:41
そうですな。
>情報提供者の匿名性を保とうとすると、情報提供者に人的に依存した補強は困難であるということです。
その方向は望めません。
情けないのは永田氏だ。そういったペナルティを背負っているのは明白にもかかわらず、ペラ紙一枚で何とかなると思っている無能振りが目に余ります。
【ネタ元が身の危険を感じながらおびえている。私としては最大限守ってやりたいと思っている】というのは正しい思考だとは思うが、
それでペラペラ出してもしょうがないと言うことくらい理解できないのだろうか。
情報提供者を明かせないなら、それに依存しない補強材料を見つけてくるのが筋だろうに。
Rédigé par : サスケット | mardi 21 février 2006 à 02:03
多くの証拠は、他の事実ないし証拠で補強されることによって高い証拠価値を持つのであって、それは永田メールに限ったことではありません。ただ、情報提供者の匿名性を保とうとすると、情報提供者に人的に依存した補強は困難であるということです。
Rédigé par : Hideo_Ogura | mardi 21 février 2006 à 01:01
U-meさんへ
>そんなものに証拠価値や証拠能力はどれほどあるんでしょうか。
小倉式共通IDが導入されていれば、すぐに証明される事例ですよ。
ただ、民主党がヘッダやらMailerやらの一番肝心な情報を隠しているので、小倉式共通IDを持ってしても、あのメールをホリエモンが出したメールである証明が出来ないだけですが
Rédigé par : sakimi | lundi 20 février 2006 à 22:53
「ホリエモンが送金指示のメールを送った」という事実を立証するのなら、刑訴320条1項は問題とならないのでは?証明力は低いでしょうが。
それともメールの写しの作成過程に伝聞性を認めるのでしょうか。
Rédigé par : 佐藤 | lundi 20 février 2006 à 22:28
あらあら?小倉さんはわかっててとぼけてるのかしら。わかってなくてボケかましているのかしら。
>「そのような内部告発が永田議員に送られてきたこと」を示す物証
そんなことを示されてもホリエモンが武部氏の次男に送金を指示した証拠になりませんよね?
>入手の経緯及び管理状況を補強的に立証できる
それはつまり実名でも入手の経緯および管理状況を言わなければ、つまりあのメールのコピー単体では証拠価値は極めて低いということですよね?
私の言ってるのは、そういうことです。あのメールは肝心な情報が軒並み伏せられていて(伏せられているだけじゃなく偽造の疑いがかけられるような点も多々あるわけですがそれはさておき)差出人がホリエモンかもわからない、Aさんというのが本当に武部氏の次男かもわからない、そんなひどい状態ですよ。
そんなものに証拠価値や証拠能力はどれほどあるんでしょうか。
小倉さんの説明は全部結局あのメールには何の価値もないので他のもので補ってやらないとだめだ、と言ってるのと同じなんですよ。
Rédigé par : U-me | lundi 20 février 2006 à 21:27
民事裁判ならば証拠能力はとりあえずありますし、刑事裁判でも、「そのような内部告発が永田議員に送られてきたこと」を示す物証としてならば、相手方当事者の同意が得られなくとも、証拠能力は持つでしょう。
また、このメール情報の提供者が実名を出すことを辞さない方であれば、入手の経緯及び管理状況を補強的に立証できるので、証拠価値を高めることができたはずです(ex.http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/d/20060220)
Rédigé par : Hideo_Ogura | lundi 20 février 2006 à 20:48
まずは専門家から見て適当な言葉遣いではなかったようで、その点はすみませんでした。
とりあえずあの民主党のメールのコピーには今の時点では証拠能力もなく証拠価値も低いということはわかられているんですね。それには匿名も実名も関係ない、と。安心しました。
Rédigé par : U-me | lundi 20 février 2006 à 13:15
永田議員が入手したものがメールをプリントアウトしたものなのか、それをスキャンした画像ファイルなのか、それをOCRにかけて送出したテキストデータなのか、それをさらにプリントアウトしたものなのかは存じませんが、永田議員にそのようなデータを渡した人がなぜそのようなデータを持っているのかがわからないと高い証拠価値は出てこないようには思います。ただ、そのあたりの事情について、永田議員は、そもそも把握しているがまだ出さないのか、そもそも把握していないのかは私には分かりません。
Rédigé par : Hideo_Ogura | lundi 20 février 2006 à 11:30
インカメラ審理のような手法が使えればよいのですが。
Rédigé par : 佐藤 | lundi 20 février 2006 à 11:22
この場合、さかのぼるのは民主党ということでいいですか?
また、証拠として成り立たせるために、さかのぼった調査結果を公表せずに済ますことは可能ですか?
Rédigé par : irose | lundi 20 février 2006 à 11:08