永田議員のメール真贋論争は、期せずして、「内部告発を保護するための匿名性の保障の強化」の問題点をえぐり出しているといえそうです。
つまり、永田議員自身問題のメールの発信者の素性を知らない場合、被告発者からその内容の真実性を否定されてしまうと、その内容の真否の確認のしようがないのです。また、仮に永田議員自身はそのメールの発信者の素性を知っており、さらに現在公開している以上の証拠資料等を当該内部告発者から提示されていたとしても、それを提示してしまうと内部告発者の素性がわかってしまう場合には、内部告発者がその匿名性を失うことを覚悟してくれない限り、当該証拠資料等を公開することができないということになります。もちろん、永田議員が受け取ったメール自身が捏造されたものであった可能性もあります。
ネット上で匿名の卑怯者たちに執拗に誹謗中傷されたり嫌がらせされたりして辛い思いをしている被害者たちに泣き寝入りを強いてまで発言者の匿名性を保障してあげても、匿名の者による内部告発なんてものがこの程度のものでしかないというのは非常に悲しい限りです。
【今日聴いた曲の中でお勧めの1曲】
Bad day
by Daniel Powter
もし告発内容が、武部氏次男の預金通帳のコピー(実物)だったら、真偽がわかって面白いところです。
その場合、匿名以外には告発が難しい(犯罪行為だから)ように思うのですが・・
通常内部告発というのはこういうことをいうのではないですかね。詐欺的な行為ではなく露見してはならない真実をつくからのこそ「内部」。
Rédigé par : bold | lundi 20 février 2006 à 01:38
>内部告発者が実名の者だと、
いえいえ。そういう問題なら、実名で出せばいいんじゃないですかね?
何でださなかったのか?
実名が嫌だったから。
>それを提示してしまうと内部告発者の素性がわかってしまう場合には、内部告発者がその匿名性を失うことを覚悟してくれない限り、当該証拠資料等を公開することができないということになります。
自分で言ってるじゃあ、ありませんか。
匿名が信用ならない?
だというならあんなぺらぺらなメールを信じるほうがおかしい。実名のnot卑怯者にもらいなさいよ、と(笑)
匿名が信用ならないから実名で出せ、というのは間違っちゃいないが、誰も実名で出すななんていってはいません。
>いずれにせよ、匿名掲示板等では「具体的な証拠」を提示した内部告発は期待できない
それをさしてダウトなんですよ。
小倉さんダウト(笑)
信用ならない匿名掲示板で告発しようということがダウト。
なんでそんな場所での告発を信じるんですか(苦笑)
小倉さん超ダウト(笑)
信用できる実名環境で告発したいならそこでしなさい。
別に匿名が存在するからといって、匿名掲示板で告発する理由はない。
匿名で発表するのが嫌だというなら、匿名掲示板で告発しない。
ものすごく簡単なお話ですよ。
わざわざよりにもよって信用ならない環境を使って告発する理由などゼロである。
故に、匿名の内部告発が「この程度」なのは「この程度」のお粗末な証拠しか持ち出せない告発者本人の責任ですよ。
およびそれを利用した人たち。告発者の匿名性を守りたいので信用ならない証拠になりましたというにしても、それに何の対策も施さずペラペラのまま持ち出すってどういうことよ、それでもいい大人かね?という(笑)
#別に匿名で告発するなといってるわけではないので注意。
Rédigé par : サスケット | lundi 20 février 2006 à 01:30
そういえばというか一応確認させてください
小倉さん、民主党が公開したメールのコピーとされるものが実名の告発であれ匿名の告発であれ証拠として機能しようがないことは一応わかってるんですよね?
Rédigé par : U-me | lundi 20 février 2006 à 01:07
えーと
私なりに読解してみると
弁護士たる小倉先生は反社会的な依頼人であった場合、違約金を払い代理人であることを破棄。その後に依頼人の反社会的な行動を世間に公表してくれるわけですね。
非常に立派で、社会的に正しい行動ですのでその方向で活躍してください。
期待しています。
Rédigé par : sakimi | lundi 20 février 2006 à 00:47
匿名の告発は匿名の告発で、明らかになっている事実との地味~なつじつまあわせをやってやってやりまくってみて信憑性を評価するとかできますよね。
っていうかこういう作業は実名の告発でも必要なわけで。
だから結局涙の会見をやってもあのNHKのプロデューサーの発言には「上司からの指示はありました」以上の証拠としては機能しなかった。
実名だからそういう作業は割とやりやすい、ということはあっても匿名だからできないというならただ単に「私は無能でございます」と公言してるのとかわらなくなっちゃうような気がしますね。
Rédigé par : U-me | lundi 20 février 2006 à 00:34
内部告発者が実名の者だと、その者が真実を知る可能性の程度、虚偽の事実を語る動機等を知ることができるし、第1、さらなる事実確認等をその者に対して行うことができます。
いずれにせよ、匿名掲示板等では「具体的な証拠」を提示した内部告発は期待できないので、ネットでの匿名の保障というのは、真摯な内部告発の保障という点では大した意味がないということは言えそうです。
Rédigé par : Hideo_Ogura | lundi 20 février 2006 à 00:03
いや、まちがってます。
>ネット上で匿名の卑怯者たちに執拗に誹謗中傷されたり嫌がらせされたりして辛い思いをしている被害者たちに泣き寝入りを強いてまで発言者の匿名性を保障してあげても、匿名の者による内部告発なんてものがこの程度のもの
別に、ネット上で匿名が使えても、実名で公開したければ実名で公開すれば言いだけの話。
実名で公開することが禁止されているわけではありません。
小倉さんダウト(笑)
匿名による内部告発ではこの程度の結果にしかならないというのなら、それは告白者の自己選択の結果であって、匿名を保障されているせいではまったくありません。
全く。
小倉さんダウト(笑)
もしかして、ネットのどこかに匿名がいたら自分も実名で告発できないとか勘違いしていますか?
それは明らかに論理矛盾です。
匿名のせいで実名告発できないのは、告発者が匿名なったからです。他の人が匿名だからではない。
ものすごく簡単なお話ですよ。
Rédigé par : サスケット | dimanche 19 février 2006 à 23:10
>匿名の者による内部告発なんてものがこの程度のものでしかないというのは非常に悲しい限りです。
今回の場合この程度ののものでしかないのは「匿名の者だから」ではなく「証拠の不足」であるのは思いっきりすぎるほど明らかなのでは。
言い方を変えれば匿名の告発においては実名の場合より物証なり具体的な証拠が求められるというだけであり、今まで結果を出してきた匿名告発者というのはそこらへんなんとかしてきたと思いますがね。(例えば道路公団の隠し資料をもたらした「匿名告発者」は“この程度のもの”でしたか?)
また実名の者の内部告発でもこの程度のものでしかない、という実例が1年ほどくらい前になんかあった気がしますね。政界マスコミ巻き込んでのがね。こちらは実名だからとて証拠がいらないわけではないという例。
Rédigé par : U-me | dimanche 19 février 2006 à 20:35