永田メール問題の責任を取って前原氏が民主党の党首を辞任するのだそうです。
永田メール問題って、米国産牛肉問題や構造計算改竄問題等と比べると重要性の低い問題なのだから、少なくとも永田議員以外の民主党議員は何事もなかったように喫緊の課題について国会で論陣を張っていれば良かっただけのことです。前原執行部は喧嘩が下手だったということもできそうですし、永田メール問題で「4点セット」を霞ませてしまうあたりが日本の大手マスメディアの体質を如実に表しているとも言えそうです。
次の民主党の党首候補として小沢氏が有力視されているようです。
しかし、民主党は政争に持ち込もうとして失敗したのに政争が好きそうな人をこの時期に持ってきてどうするのだろうという疑問がないわけではありません。この時期は、政争が得意な人より政策論争が得意な人を表に持ってくるべきなのではないかと私なぞは思ってしまいます。政府与党の政策に対する市民の不満をすくい上げて、しっかりと勉強をし、与党議員や官僚等と渡り合いながら、きちんと一定の譲歩を引き出す熱意と実行力のある人材をこそ、前面に押し出すべきなのではないかと思うのです。
そして、私たちネットワーカーは、新聞やテレビなどでしか情報を収集しない人々とは異なり、そのような人材が少なくとも一人、民主党の衆議院議員に存在していることを知っているのではないでしょうか。
【今日聴いた曲の中でお勧めの1曲】
La Papa Pingouin
by Pigloo
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