前回、「国会決議により戦犯の名誉は回復された」という見解に対する疑問を提示するエントリーを立ち上げたところ、「弁天小僧」を名乗る方から「このブログは止のるのが(人の目に触れなくするが)世のため人のため。引いてはご自身の為。」というコメントを戴きました。
わざわざ他人のブログのコメント欄にこういうコメントを書き残す方の気が知れないというが正直なところです。
もちろん「国会決議により戦犯の名誉は回復された」という言説が「A級戦犯を分祀することなく靖国神社への公式参拝を推し進めよう」という人々に利用されがちであり、それゆえ「国会決議により戦犯の名誉は回復された」という言説に対する批判が人の目に触れるということがある種のイデオローグからは不快に映ることはあり得るとは思うのですが、だからといって、そのような批判を載せたエントリーのコメント欄に、「このブログは止のるのが(人の目に触れなくするが)世のため人のため。引いてはご自身の為。」とご忠告下さる方が出てくるとは、意外でした。
しかしまあ、「引いてはご自身の為。」といっておけば、私がひるんでこのブログを閉鎖したり、ある種のイデオロギーと対峙する言動を遠慮するようになると思ったのでしょうか。「弁天小僧」氏は。
イデオロギーなんてどうでもいいです
ただ、自分に降りかかる火の粉すら払えないのはなんだかなあと思っているだけです
火の粉が無くても、自らに火を点ける人間には理解不能ってだけで
あまり関係ないけど紹介
http://d.hatena.ne.jp/torix/20051231#p1
たとえ一人一人は無力でも集まれば何かを出来るのが、民主主義(だけでもないかも)下での人間の最強の力ですから
それと靖国神社に対する分祀しろって意見には私は賛成ですよ
分祀すれば靖国神社が増えるんですから
神社に対しての主張をするのならば神道に於ける神の扱いくらいは憲法法律と同じ程度に理解されたらどうですか?
Rédigé par : sakimi | dimanche 11 juin 2006 à 00:44
一年前に比べれば随分と遠慮するようになっているので、各コメンテーターの方々の努力は無駄ではなかったと思っていますけどね。まだまだ皆さん努力すると思いますけど(笑)
Rédigé par : 平田 | samedi 10 juin 2006 à 22:25
>ある種のイデオロギーと対峙する言動を遠慮するようになると思ったのでしょうか。
僕が思うに、弁天小僧先生は小倉先生が論理ミス、引用ミス、自己矛盾、調査不十分、誤読、論理のすり替え、エントリ立て逃げなどをすることをご遠慮されて、(まともな)コメンテータの意見に堂々と対峙されたいと言いたいのではないでしょうか?
Rédigé par : 小倉(コクラ)秀夫です | samedi 10 juin 2006 à 13:22
>だからといって、そのような批判を載せたエントリーの
いや、件の書き込みは、別にお題が「戦犯」じゃなくて例えば「共通ID」でも通じるし、
単に「ツッコミ食らってる最新のエントリー」にコメントしてるだけなのであって、そのエントリーのお題が「戦犯」なのは、『たまたま』なんじゃないですか?
たとえば『恩赦は過去の行為を正当化するものではない。』のエントリーで
>それとも別の決議のことを仰っているのでしょうか?
としたところに
>「国際条約及びその実施法ですよ。A級戦争犯罪人に対する減刑及び赦免は、平和条約第11条及び「平和条約第十一条による刑の執行及び赦免等に関する法律(昭和二十七年法律第百三号)」を根拠とします。
と指摘されて、しかしそれには応えずに次にいき『お尋ねの『名誉』及び『回復』の内容が必ずしも明らかではない』エントリーで
>小泉総理も「お尋ねの『名誉』及び『回復』の内容が必ずしも明らかではなく」と仰っているので
と言ってハイパーリンクで補強までしてるのだけど、そのハイパーリンク先には
>日本国との平和条約(昭和二十七年条約第五号。以下「平和条約」という。)第十一条は
となってて、
おいおい自分の発言を自分で潰しにかかってるよ大丈夫か、て感じで、
こんなのが他にもあるわけで、
正直、
>ご自身の為
とは私も思います。
Rédigé par : irose | samedi 10 juin 2006 à 10:23