オンライン上のサービスを公衆に提供するにあたって利用者の特定を必要とする場合は、少なくとも現状ではID&パスワード方式によらざるを得ないようです。IPアドレス&タイムスタンプ方式は、利用者を特定する必要をサービス提供者が感じている場合にはほとんど用いられていないようです。
もちろん、キーロガーを仕掛けたり、ウィルスを忍ばせたりして、他人による打鍵記録を取得しこれを解析して他人のID&パスワードを推知する悪い人もいるので、認証のために前回行った打鍵と全く同一の打鍵で認証される仕組みは回避する必要はあるのでこの点の工夫は必要となる場合も多いでしょう。この点については、個別IDであろうが共通IDであろうが特段の違いはありませんし、金融サービスであろうと特定電気通信役務であろうと特段の違いはありません。他人のIDを勝手に用いて個人認証を受けてその他人として当該サービスの提供を受ける側の動機の強弱、そのことにより、当該ID保有者またはサービス提供者等が被る損害の内容および程度と、必要なコストとのバランスで、どのような工夫を講ずるかをサービス提供者が決定することになります。法令によりサービス提供者が講ずるべき工夫のミニマム基準が明示され、サービス提供者がその基準をクリアしない限り、IDが第三者に冒用された場合はこれによりID保有者その他の第三者に生ずる損害を当該サービス提供者が負担することとすれば、サービス提供者は必要とされる最低レベルの工夫はこれを自主的に行うことが期待されます(IDが第三者に冒用されたか否かについて当該サービス提供者に立証責任を負わせれば、その期待はよりいっそう高まります。)。
そういう意味では、各ブログサービスにおいて、荒らし対策として、コメントの投稿を禁止する対象をIPアドレスで特定するオプションを用意しておきながら、ID&パスワード方式で特定するオプションを用意していないというのは不思議だといわざるを得ません。IPアドレス(&タイムスタンプ方式)では、未来のコメント投稿者を特定する機能はほぼ無きに等しいので、粘着君をブロックするための特定方法としてはほぼ無意味といって差し支えないでしょう。むしろ、ID発行機関がID発行のハードルを少し高くした(例えば、フリーメール系のメールアドレスでの登録は不可とする等)上で、ブログのオプションとして特定のIDからの投稿を禁止できるようにすれば、ブログによる健全なコミュニケーションの一部の粘着君による妨害をかなりの程度防げることになります(IDと個人情報がリンクしていないと、ピンポンダッシュ的なデマないし個人情報の流布、害悪の告知等は防げないですし、複数IDを取得しての「一人数役」や「なりすまし」は防げないので、ID発行の際にはオフラインでの個人認証を求めた方がよいのですが、ブログによる健全なコミュニケーションをごく一部の歪んだ粘着君から守る上では、上記の程度でもそれなりに効果があることが予想できます。)。
最近はブログブームも峠を越えた感があると言われることがありますが、一部の粘着君がコメント欄で我が物顔で暴れ回ることについて実効的な対策を取りうるシステムが標準で用意され、その結果一部の粘着君の顔色を窺うことなく安心してエントリーをアップロードできるようになれば、ごく一部の人には許せなくとも多くの人には有益なコンテンツを提供できる人々によるブログの利活用がまだまだ広がる余地が出てくるのではないかと思います(「議論で説得すればいい」という方もおられるかもしれませんが、匿名の陰に隠れることによって「恥」の感覚が麻痺した粘着君を議論で説得するなんてことは滅多にはかなわないのであり、すると最後は「どちらが先に根負けするか」という消耗戦に持ち込まれてしまうわけで、そうすると真っ当なエントリーを立ち上げられる人々ほど本業その他が多忙である場合が多いので、不利になっていくわけです。)。現在のシステムは、匿名の陰に隠れて安心して無責任に他人を誹謗中傷したり嫌がらせをしたりすることに寛大であるあまり、実名や所属を明示して責任ある発言を行い真っ当なフィードバックを求めるという形でブログを利用することが却って期待できなくなっており、本末転倒的な状況になっているということがいえます。
蛇足その5(不安
匿名法律屋さん。弁護人は、高裁の偉い裁判官にコテンパンにやっつけられるだけで済むのでしょうが、弁護人独自の見解で振り回された依頼人は泣き寝入りするしかないのでしょうか。
Rédigé par : 弁天小僧 | mardi 01 août 2006 à 07:05
蛇足その4よ(苦笑
>思い付き(骨髄反射)と言葉の弄びで飯が喰えるほど技術の世界は甘くない!(自戒)
これって世の女性が殿方に求めることじゃないしら。
努力と忍耐と誠実な人でないとお付き合いしたくないし、まして結婚なんてって思ってしまうの。
今だって怠慢で根気のないヤッツケ仕事の独身もうすぐ40男の尻拭いで暁のデバッグモードなんだから。
Rédigé par : 憑依 | mardi 01 août 2006 à 02:16
蛇足その3(w
>思い付き(骨髄反射)と言葉の弄びで飯が喰えるほど技術の世界は甘くない!(自戒)
法学や法務の世界も本当はそうなんです(汗。
理論的一貫性と判例調査そして証拠(ソース)の吟味をいずれも重んじます。
思い付きなんか書いたら「弁護人独自の見解に過ぎず根拠を欠いて証拠とも明らかに矛盾するから採用の限りではない」と高裁の偉い裁判官にコテンパンにやっつけられます。
Rédigé par : 匿名法律屋 | mardi 01 août 2006 à 01:42
蛇足その2(爆)
天才とは1%のひらめき(インスピレーション)と99の努力(パースピレーション) by エジソン
思い付き(骨髄反射)と言葉の弄びで飯が喰えるほど技術の世界は甘くない!(自戒)
Rédigé par : FR | mardi 01 août 2006 à 01:32
蛇足です(笑)。
ロジックミス(というか思い付きと自己矛盾の連鎖)はサスケット様が詳細な分析をなされているので私ごときが付加するものはございません。
ただ、認証システム分析や情報理論では当然の前提が、「共通ID構想推進派?」では当然の前提になっていないようなので、蛇足ながら重要なので一言申し上げます。
ISPへの接続でIDとパスワードが盗まれないのは、当然ならがインターネットへ接続する前なのでインターネット特有の問題により盗まれないわけです。
IDにしろ、クレジットカードナンバーにしろ、パスワードにしろ、インターネット上で使う度合いに比例して、不正サイト側のハニーポッド、フィッシングサイト、偽装入力画面、正常入手の横流し……などの被害で盗み取られる危険が上昇します。
ですから、インターネットに接続したら、可能な限り、ID、クレジットカードナンバー、パスワードなどは入力を避けるだけ避けるのが常道です(インターネット上の常識だと思います。)。
しかるに、サイトに接続して投稿や情報の入力のたびに共通IDとそのパスワードの入力を何度も求められたら、たまに使用するオークションサイトのIDとそのパスワードと比較して、格段に盗み取られる危険が上昇します。
問題の種類が同じであることを強弁し、定量的(数量的)分析を無視して、特有の問題ではないと称するのは、文系人間特有の誤りや誤魔化しであり(技術屋が一番嫌う)、科学的態度(サイエンス)ではありません。中学と高校で習う「統計と確率」は不可避な問題分析の必須のツールなのです。
システムの優劣を語るなら(「騙る」にあらず)、定量的分析を伴うこと。これシステム工学の常識です。
Rédigé par : shigonbe | mardi 01 août 2006 à 00:56
まとめ。
根本的に問題なのはID&パスワードでも共通ID制度でもありません。
小倉さんの【知り合った人にいきなり実名及び連絡先を教えるというのは当たり前】という誤った感覚を元に、共通IDを使用することです。
小倉さんが自ネタの補強としてあげて大失敗している内容、つまり「マイスペースのID使用しての年齢制限」が全く逆の方向に使われているという事実も小倉さんの意見を否定しています。
ソースと説明と強調表示とオブラートを省くとコレだけにまとめられる?!(笑)<なにそれ
Rédigé par : サスケット | mardi 01 août 2006 à 00:04
いつもにこにこ、深夜に一撃必殺。今日もこの時間がやってまいりました(なにがだ)
いやいや、批判が多いようですけれど私の意見はちと逆かな。
おっと、小倉先生がついにこっち側のステップまでたどり着きましたよ?!
みたいな。
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>>各ブログサービスにおいて、荒らし対策として、コメントの投稿を禁止する対象をIPアドレスで特定するオプションを用意しておきながら、ID&パスワード方式で特定するオプションを用意していないというのは不思議だといわざるを得ません。
>それは需要が少ないからでしょう。
これは正確には需要とかじゃないでしょうす。
簡単な話、ID&パスワード方式で特定できないから。
つまり、ブログサービス会社Aで特定できるサービスAを使っているユーザしか識別できないから。
自社サービスだけ弾けばいいんなら楽勝です。それでいいならやりましょう。
不思議でもなんでもなく、需要がないわけでもなく、そもそも既にやってるんです。
mixiですよ。
特定のユーザ弾けてるでしょう?
元々、自分のサービス使ってるユーザしか想定してないし、元よりアクセス者の情報を残すというルールでいるからできるわけですな。
つまりですな。
サービスの想定範囲外だからやってないだけなんですよ。
ブログのコメントを全世界に求めているなら、そんなサービス不要です。
ブログのコメントを選別するなら、目でみて載せる載せないの選択も出来ます。半自動で、自分が認めたユーザのコメントのみ表示されるオプションだって既にあるでしょう。MTで。
ヨユーですよ。不思議でもなんでもなく単に小倉さんが知らないか、知ってるのに思考が及ばなかっただけです。
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>IDと個人情報がリンクしていないと、ピンポンダッシュ的なデマないし個人情報の流布、害悪の告知等は防げないですし、複数IDを取得しての「一人数役」や「なりすまし」は防げないので、ID発行の際にはオフラインでの個人認証を求めた方がよいのですが、ブログによる健全なコミュニケーションをごく一部の歪んだ粘着君から守る上では、上記の程度でもそれなりに効果があることが予想できます。
いいえ、そんなことはありません。
IDと個人情報をリンクさせてしまえばいいだけの話です。
出来なくはないでしょう、出来るといったのは小倉さんで、出来るから問題だといったのがギャラリーで(笑)
今までの私の発言と矛盾しますね。でもしないのですよ。
そういうサービスを利用すればいいだけの話で、全部でやる必要はないですね、ということですよ。(高木リスペクト(笑))
【ごく一部の人には許せなくとも多くの人には有益なコンテンツ】を全体ではなく単体で実行すれば、ごく一部の人は使わなければいいだけの話。ごく一部の人はそこから排除されるだけの話。出来るから問題だと言っていたギャラリーも、問題がなくなるのでよし、と。
【健全なコミュニケーションをごく一部の歪んだ粘着君から守る】囲いを作ってしまえばいいんですよ。
標準的なサービスとして用意されていますよ、既に。SNSでもいいですよ。ちょっとプラグイン書けばブログだって出来ますね。今でも投稿制限がかけられるサービスはあります。
そう考えて出来るところからこつこつといくなら、そもそもコ メ ン ト 欄 消 し ち ゃ っ て もいいかもね。【標準で用意され】ていますからね、みたいな(笑)
勘違いしてはいけないのは、少なくとも私の第一の問題点は……いや、第二以降もほとんどかな、この荒らし対策やら、フィードバックを求めたいよとか言う要望やらとはほとんど無関係ということですな。今までと矛盾しない。
2チャンネルが正常な言論には使えませんか?では代わりに小倉チャンネルを作りました。ほう、いいじゃないですか。
ただしそれだけですな。2チャンネルの訴訟には役立ちませんけど、それ自体は【良い発想】ですね。
【訴訟だなんだの話にはここでは触れていませんね。今までのエントリ内容とは目指すところが違う。それゆえにここでの意味でなら、これで問題ないでしょう】といったところですかね。
いままでと同じ事を言わせていただくなら、モノゴトを混同してはいけない。きっちり分析して的外れな否定は止めてくださいということですね。
「なんでもかんでも匿名の卑怯者擁護のせいにしても解決しませんよ」みたいに(笑)、共通IDの問題点も【IDパスワード擁護】してるだけでは解決しないでしょう。モノゴトを混同してはいけませんよ。とこうして予防線をはって、小倉さんが再度無用な罠に引っかかって無意味な発言をしなくてすむように明示(釘をさ)しておく(笑)
とまれ。
>個人情報を一切明らかにできないシステムを構築しなければならない(だって、子供たちは任意にまたは悪い大人たちの誘いに乗って、自己の個人情報をネット上で表明してしまいますから)わけで、それができないのであれば、個人情報を必ずしも把握されないシステムというのは悪い大人たちの匿名性のみが一方的に高く保障されるより危険なシステムとなってしまいますね。
そりゃ簡単ですよ。
自己判断も聞かない子供、もといバカにそんなもんやらせないでください。大人―もとい保護者が監督せずして何のための保護者か。
日常生活も同様。
小倉さんが世の保護者に絶望して過保護者に立候補するのであれば、卒業式にご自由になんていってられないと思いますよ。成人式もね(苦笑)
自由なのは大変およろしいのですが、親や先生方が締めるところは締めてもらわないと。
▼同ネタのまとめ
・小倉(コクラ)秀夫です さん
>現実社会で悪い大人にだまさされて被害に遭う少年少女がいることからわかるように、本来はシステム外の教育や指導が原因でありシステム外で対応すべきものです。
・VUPstarさん
>当然""個人情報をネットに曝すなよ-“”と大人が子供に口をすっぱく教育するこでしょう。""知らないオジサンにはついていかないようしましょう-""と同じことだよ。
何でもかんでもマイナス要素を盾にとればいいってもんじゃあないってことですよ。頭使わないと(苦笑)
#今までも被害者が泣き寝入りしますよというのを盾にとって、別件の被害の発生を黙殺して町村さんに怒られてましたけど、それも同じ。保護者や一般ユーザにも こ つ こ つ や れ る ことがあるでしょう。保護者が子供のアクセス制限かけたり、一般ユーザがコメント欄消したり。
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>少なくない少年少女たちは自己の個人情報をネットに晒すことが予想されます。では、自己の個人情報をネットに晒してしまった少年少女は、匿名の卑怯者さんたちから何をされても自己責任ということで、犯人が発覚しにくい状況を作り出すのが適切かといえば、私はそうは思いません。
小倉さんは実名を保持してるからと善人面して少女たちから個人情報を聞き出す人がいる状況がお好みですか。
そりゃ、小倉さん、やめなさい、犯罪ですよ(苦笑)
前にも言いましたけど、【閲覧者の誰が個人情報をみて近づいてきた人ですか?】
仮に完全に共通IDが導入されていたとして。
カンペキにです。
その前提で考えていい。
ブログで自分の住所を明かしていた少女が狙われました。
【無数の閲覧者の中の”誰”が、今回彼女の個人情報をみて近づいてきた人ですか?】
さあ、犯人はどうやって発覚しますか?
さあ、犯人はどうやって発覚しますか?
さあ、犯人はどうやって発覚しますか?
回答。
無理です。
小倉さんの共通IDでは、そうでなくとも、全く意味のない行為です。
え?
閲覧者の足跡もとればいい?
閲覧者が何人いようと絞りきってみせる?
まさか。
閲覧した人が、どこかにその情報をコピーしたら終わりですよ。もちろんコピー先はどこかは不定です。公 開 情 報 な ん で す か ら ね?(★)
ああ。
ああ、小倉さん。小倉さん。
小倉さんは実名を保持してるからと善人面して少女たちから個人情報を聞き出す人がいる状況がお好みですか?と言う突込みしか出来ないじゃあないですか。
都合よく考えすぎなんですよ、小倉さん。全く困った小倉さんですね(苦笑)
>結局、匿名を保持しつつ少女たちから個人情報を聞き出して彼女たちに近づく自由を皆様は維持し続けたいということなのですね。
そういう方向性でおかしな突っ込みいれるんだったら、ブーメランなんですよ。
相手を煽ろう煽ろうと思って、自分が考えてもいないことを言うから墓穴を掘る。名前を出してもどうせ手遅れ無問題とか言っていた小倉さんは何処に言ったんですか?
発言は矛盾して支離滅裂になるだけで大変見苦しいでございますことよ。
冷静さを失って、誰も言っていないようなくだらないジョークは止めたほうがいいですよ。自分に帰ってきますから。
ここで小倉さんがまたしてもトラップにかからないように注釈。
そういうのがいやな人はきちんと自己責任で明かさないようにと言う話であって、実名明かしたら犯罪に巻き込まれるというわけでもないし、巻き込まれないわけでもないということ。内容にもよるだろうしね。
小倉さんが前インタビューを受けた読売新聞記事の、後半の女性のことを思い出しなさいということですよ。
>MySpaceの安全対策にしても、
ええ。ええ、だからなにがどうなるのでしょう?
いや、このエントリに限って言えば、それでいいんですよ?私は前からそう言っているでしょう。
MySpaceという特定サービス(SNS)内でそれを行うなら別によいでしょう。
まさかとは思いますけれど、あらゆるコミュニケーションツールでそれをやるのが小倉さんの言う共通ID様ですか?なんだか素晴らしい夢のツールになってきていますね(苦笑)
最早さっぱり原型が見えません。
そうでないなら、一体何の補強材料として出したソースなんでしょうか?
だってさぁ…。だってですよ。だってだってなんだもん。
http://ja.wikipedia.org/wiki/MySpace
>MySpace が拡大し、しかも低年齢層が多く登録しているため多くの問題が起こっている。たとえば情報の保全に無知な中学生は、自分の顔写真だけでなく自宅の電話番号や住所まで載せてしまうため、これらの情報が犯罪者の手に渡ることが危惧されている。MySpace 管理側は14歳未満の加入を禁じ、14歳や15歳の利用者のプロフィールはすべてプライベートモードにするなどの処置を講じ、子供たちに情報管理の大切さを説く広告を掲載している。また16歳以下のユーザーのプロフィールを全部見たりメッセージを出したりできるのは、そのユーザーの友人に限られる。
その仕組みはね?小倉さん。
ID管理して、年齢制限して、で。【【情報を見知らぬ人様に渡さないように(載せないように)してる】】んですよ。小倉さんの言う逆なんですよ。小倉さん(苦笑)
【幾ら口を酸っぱくしようとも、少なくない少年少女たちは自己の個人情報をネットに晒すことが予想されます。】
×だから、しょうがないから全員公開
○見せないようにシステムで制限してるんですよ。そういう例なんです。小倉さんが取り上げたのはね。小倉さんのその思考を否定するソースなんですよ、それは。
信用している人にしか見せないようにしたいの。フレンズだけなんですよ。
知らない人に把握させないようにトレース能力をわざわざ下げているんですよ。
【知り合った人にいきなり実名及び連絡先を教えるというのは当たり前のことですね。】なんてえ過去に小倉さんがフカしている内容と矛盾する機能なんですよ(笑)
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2006/02/sns_c25b.html
もうお忘れでございますか?同じマイスペースネタですよ。
そのあたりまえとやらなことはやらない方向性なんです。情報の保全に無知な中学生と違って、知らない人には教えないんです。フレンズと知らない人は別腹。
小倉さんにはぱっと見同じID&パスワードかもしれませんけど(苦笑)、こっちでは小倉さんが言うような公 開 情 報 じ ゃ あ な い ん で す(★)
ここで今回もフタタビ【現MySpace は個人確認を厳密に行っていないからだ。行うようになればその必要もなくなり、実名公開できる】というソースも何もない、本末転倒なトラップに引っかかられることの無いようにトラップよけをもう一つ。
前述したように、閲覧者の誰が犯罪者か?とかなんてわかんないんですから全員が実名とか関係ないんですよ。陰湿な人間かどうかなんて、ID使ってくれる状況で事前にこいつ陰湿だと関知していなければ、わかるはずのないことなんです。と、二度目を言っておく(苦笑)
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>VUPstarさん
>というフェイク入力画面を作れば、誰でも他人の共通IDとパスワードが盗み放題となるシステムだよね。
素晴らしいと思います。
単純にTypekey「のような」というものであればそういった入力は必要でしょうから、この段階で証明書の一枚でも欲しいところです。
それ以外については、運用法、採用内容次第なのでどうともいいづらいですが……方向性によって違うタイプの問題が生じますからね。(例:証明書をそんなにいっぱい?!となるかどうかはヤリカタ次第)
問題の起きないヤリカタを選択していただければいいんですが、さてさて。
Rédigé par : サスケット | mardi 01 août 2006 à 00:03
福田さんにおかれましては、1つ前のエントリに質問を書いておいたので、もし宜しければ教えて下さい。
Rédigé par : 平田 | mardi 01 août 2006 à 00:03
ハニーポット立ち上げて、(1)スクリーンミミックで共通IDとパスワードを不正取得した後、(2)これをブラックマーケットに売りさばいて不正利用させたり、(3)共通IDとパスワード使って本人を装い管理会社へ本人情報の確認と称して個人情報を抜く((2)と(3)は某有名オークションサイトの被害例)。
このようなハニーポットを使った不法行為(個人情報盗取)は、小倉式共通ID構想では、どのように防ぎますか。ネットで投稿するたびに共通IDとパスワードを入力していては、ハニーポットの被害に遭う確率が(オークションのときだけ使うIDと異なり)飛躍的に高くなり、かなり危険だと思いますが?
Rédigé par : legacy_fun | lundi 31 juillet 2006 à 23:29
相変わらずツッコミどころ満載のコメント群ですね(笑)。
>現状ではID方式によらざるを得ないのかもしれないけれど、貴方が目標としている誹謗中傷などの対策については「言論」が絡んでくることであるので、それを使うのは問題ありすぎる(それで済むなら誰も苦労しないよ笑、と指摘され続けている)。
そもそもその「問題」とやらを誰も提示できずにいるのです。まあ、「TCP/IPに関するRFCを改定して、未定義のヘッダ部分と偽装パケットを利用した通信方法」などというピント外れなコメントは論外としても、やっと何か提示してくれたかと思うと、共通ID特有の問題ではなかったり、「抜け道を完全にふさぐまでは、とりあえずできることもせずに手を拱いて見ている」メソッドだったりしているのが現状です(しかも何度も同じ質問が飛び交っている始末です)。なので「今までの議論を無かった事にしようという意図が見えみえですね」とおっしゃられても、そもそも「問題」とやらを提示してくれないと議論にもならないのではないかと思います。
>個人情報をばら撒く機能をもつ共通ID(by 「匿名法律屋」さん)
>個人情報を曝しても安全を確保できるシステム構築なんて(by 「小倉(コクラ)秀夫です」さん)
それは単なる誤解でしょうね。なぜ共通IDが「個人情報をばら撒く」ことになるのか、誰も提示できないでいる現状では、そのような説(共通IDが「個人情報をばら撒く」ことになる、という説)を鵜呑みにするのは単に批判能力がないと思われてしまいますよ(誰が言い出したか知りませんが)。
>陰湿な人間とは、実名と肩書きを誇示したまま、嫌味皮肉当て擦りを状態として、出張先では次々と炎上騒ぎを起こして「出張放火魔」と呼ばれるような人のことをいうのだと思います。
「出張放火魔」などと呼んでいる側が「匿名の陰に隠れた卑怯者」であるとすれば、「出張放火魔」などという呼び方が果たして妥当なのかどうかさえ疑わしいですし、そうであれば炎上騒ぎを起こしているのはむしろ「匿名の陰に隠れた卑怯者」であるという可能性が否定できないわけですから、小倉さんの「陰湿な人間にならなければ安心して利活用できないサービスなんてそもそもが間違っているというべきでしょうし」というコメントが「偏見」であるとは言えないでしょう。そもそも「陰湿な人間にならなければ安心して利活用できないサービス」を支持しているのは他ならぬ「匿名の陰に隠れた卑怯者」自身であるということを考えると、「匿名の陰に隠れた卑怯者」から見れば単に「偏見」に「見える」というだけの話だと言えそうです。
>結論、身元や実名と職業が特定公開されても匿名でも、自意識過剰は自意識過剰のままであるし、誹謗中傷罵倒好きは誹謗中傷罵倒を重ねるし、恥知らずな者は恥知らずな誤りを繰り返すものであり、それは実名を誇示しようと匿名やハンドル名を使おうと差異はない。
「匿名の陰に隠れた卑怯者」にとっては、実名であることを求められた場合、匿名の陰に隠れることができなくなりますから、差異はあるでしょう。
>というフェイク入力画面を作れば、誰でも他人の共通IDとパスワードが盗み放題となるシステムだよね。
そのようなフィッシング行為は別に小倉さんの共通ID構想に特有の問題点ではありませんから、「小倉方式では」などとあたかも小倉さんの共通ID構想に特有の問題点であるかのようなロジックは誤解を招きかねないでしょう。
>本来はシステム外の教育や指導が原因でありシステム外で対応すべきものです。また、そういう悪い犯罪者を厳罰にする法律家の仕事のはずです。
そんなことはありません。まあ教育や指導も一つのシステムである、というツッコミは脇に置くとしても、人間の行動を規制するものは何も教育や指導によって学びうる行動規範に限りません。例えばローレンス・レッシグは人間の行動を規制する要素として行動規範のみならず、市場の原理、法、そしてアーキテクチャを挙げています。その中でも特にレッシグが重要視しているのがアーキテクチャに他なりません。レッシグの著作をお読みになれば、「本来はシステム外の教育や指導が原因でありシステム外で対応すべきものです」などと到底言えないことがお分かりになるでしょう。
>本エントリでは「一切明らかにできない」という「一度に完璧を期すること」を相手に強要するものになっているから、大人の社会の理論ではなくなっていて、従前の小倉先生式思考論理メソッドと完璧に矛盾していますわお。
矛盾していません。「個人情報を一切明らかにできないシステム」など殆どの人が望んでいませんし、そもそもそのようなシステムは実現不可能ですから、矛盾は生じません(つまり、「『一度に完璧を期すること』を相手に強要するものに」なっていません)。
>小倉さんが主張される「ID&パスワード方式」に、場所の特定や時間の特定機能が含まれているのであれば、それはもう、小倉式インターネットであり「小倉式ID&パスワード方式」としか言えないでしょう。
typekeyを考えてみてください。「場所の特定や時間の特定機能が含まれて」いますね。これは別に「小倉式ID&パスワード方式」でも何でもありません。
>「現行犯逮捕には現前性と逮捕の必要性が求められる」とかのデマを堂々と掲載して、
私のブログのエントリのことを指していらっしゃるのでしたら、見当違いですね。「必要性が求められる」とは申し上げましたが、「現前性」が求められる、などとは申しておりません。さらに「必要性が求められる」ことがデマであることの根拠を誰も提示なさっていません。
>それは需要が少ないからでしょう。
いえ、違います。特定できなくとも責任を負わずに済むからです。
Rédigé par : 福田 | lundi 31 juillet 2006 à 22:54
>皆様の必死ぶりを見ていると、私の提案が実現すると、匿名の卑怯者さんには相当の打撃なんだろうなと却って確信してしまいます。
それは不真面目な反論逃避か、単なる幻想のどちらかです。
>ですから、共通ID制度よりももっと低コストで確実性の高い発信者追跡手法があるということは、私の提案を補強するものではあっても、ネガティブに働くものではないのです。
その自画自賛は誤りです。みなさんの意見は、共通IDを補強するものではなく、そもそも共通IDは有害無益で不要だ、というネガティブにはたらいています。素直に読めば。
Rédigé par : legacy_fun | lundi 31 juillet 2006 à 22:08
>少なくない少年少女たちは自己の個人情報をネットに晒すことが予想されます。では、自己の個人情報をネットに晒してしまった少年少女は、匿名の卑怯者さんたちから何をされても自己責任ということで、犯人が発覚しにくい状況を作り出すのが適切かといえば、私はそうは思いません。
じゃあ個人情報の保護や、未成年を犯罪から守るために成人以上でないとネットを使え無いようにするべきですか?
それは非常に不便で窮屈な社会ですね。
そう思わないのであれば、何かしらのブレイクスルーに成りうる案や鍵となるものを出すのが普通ですが?
それらを提案できずに問題点を挙げているだけならばただの愚痴ですよ。
>携帯電話を使った犯罪について犯人が特定できるのは、携帯電話会社において、登録時に本人確認を行っているからですね。しかも、携帯電話の場合、匿名プロクシを経由して通話ないしメールの送受信を行うということは通常考えがたいわけです。
いえいえ、携帯電話を使った場合には電波の発信元が数百m単位で特定されるため、返って通話者の位置情報が判りやすくなるためです
実際盗難電話を使った事件でも犯人は見つかっていますし
>皆様の必死ぶりを見ていると、私の提案が実現すると、匿名の卑怯者さんには相当の打撃なんだろうなと却って確信してしまいます
すいませんが、誰が必死なのかでしょう?指摘してもらえませんか?
Rédigé par : sakimi | lundi 31 juillet 2006 à 21:56
【こんなのありました】
真剣な議論の参考になればと思いさっき見付けた裁判の判決です。
>藤井元総裁の提訴は「筋違い」 東京地裁、異例の表現
>2006年07月31日11時01分
> 月刊誌「文芸春秋」の記事で名誉を傷つけられたとして、藤井治芳(はるほ)・元日本道路公団総裁が発行元の文芸春秋などに計1000万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の判決が31日、東京地裁であった。野山宏裁判長は「この記事のような真剣な議論には言論をもって反論すべきで、『人身攻撃だ』と裁判を起こすのは筋違いだ」と異例の表現で元総裁の姿勢を批判。請求をすべて棄却した。
>http://www.asahi.com/national/update/0731/TKY200607310135.html
Rédigé par : legacy_fun | lundi 31 juillet 2006 à 21:56
私の提案は、各事業者の裁量の幅を相当大きくとるものですから、別に共通ID制度を採用せずとも、もっと低コストで確実性の高い発信者追跡手法があるのならば各事業者はそれを採用すればいいだけの話です。
ですから、共通ID制度よりももっと低コストで確実性の高い発信者追跡手法があるということは、私の提案を補強するものではあっても、ネガティブに働くものではないのです。
このことは何度も言っているし、理解できている人は理解できているのですけどね。「ちょっとの工夫でどんな悪事もやり放題」な時代の終焉を受け入れられないのかもしれませんが。
Rédigé par : Hideo_Ogura | lundi 31 juillet 2006 à 21:52
携帯電話を使った犯罪について犯人が特定できるのは、携帯電話会社において、登録時に本人確認を行っているからですね。しかも、携帯電話の場合、匿名プロクシを経由して通話ないしメールの送受信を行うということは通常考えがたいわけです。
皆様の必死ぶりを見ていると、私の提案が実現すると、匿名の卑怯者さんには相当の打撃なんだろうなと却って確信してしまいます。
Rédigé par : Hideo_Ogura | lundi 31 juillet 2006 à 21:43
>オンライン上のサービスを公衆に提供するにあたって利用者の特定を必要とする場合は、少なくとも現状ではID&パスワード方式によらざるを得ないようです。
なんとも、いつものように一行目から詭弁とまでは言えなくても、今までの議論を無かった事にしようという意図が見えみえですね。現状ではID方式によらざるを得ないのかもしれないけれど、貴方が目標としている誹謗中傷などの対策については「言論」が絡んでくることであるので、それを使うのは問題ありすぎる(それで済むなら誰も苦労しないよ笑、と指摘され続けている)。その問題を出来る限り回避して実装する方法としては「TCP/IPに関するRFCを改定して、未定義のヘッダ部分と偽装パケットを利用した通信方法」にするしかなくコスト的に無理だという指摘がFRさんによってなされた訳です。つまり、技術的な対案を出すべきなのは貴方の方だという状況に(半年以上前から)なっています。その為に前エントリにおいて「発信者の追跡方法としての精度が高い」という根拠がその対案なのではないかと思って質問されていたのだと思います。
つまり、「ID&パスワードの強化」の話をするならば、『どのように』強化すればFRさんの提案よりコストが大幅に節約でき、問題も回避できるかということを明確に示さなければ意味がないということができ、結果的にU-meさんの
http://benli.typepad.com/annex_jp/2006/07/post_13.html#comment-20145595
>小倉さんの話は結局「共通ID(個別ID)は発信者の特定を容易にしてかつ精度の高いものにしよう」という目標を語っているのに過ぎないんですよ。
ということが、本エントリについてもそのままいえてしまいます。
誹謗中傷が無くなる様になんとかしようという当たり前の目標は、サービスプロバイダやISPなど実際に業務を行っている人々は当然持っていますので、現在もできることからこつこつと対策をしていると思います。そんな目標のために問題ありすぎな提案を粘着君のようにし続けるのは失礼だと思います。もう少し勉強して、少なくとも失礼では無い程度の提案をしないと怒られてばかりなのは当然だと思います。
Rédigé par : 平田 | lundi 31 juillet 2006 à 21:39
>子供たちが自分の個人情報をネットに晒してもなお安全を確保できるようなシステムの構築を目指していかなければならない
個人情報を曝しても安全を確保できるシステム構築なんて、現実社会では新宿歌舞伎町をトップレスで歩いても被害に遭わないシステムの構築みたいなもので、不可能と同義だと僕には思えます。
ネットに個人情報を曝す危険性と放流されたら回収不能に近い現実を先生は全くご理解されていらっしゃらないと思います。
だから誰もが、個人情報はネットに曝すなと官民挙げて啓蒙に走っているのです。個人情報を曝しても安全なシステムを構築しろなんていう意見は、今日初めて読みました。
Rédigé par : 小倉(コクラ)秀夫です | lundi 31 juillet 2006 à 21:05
>結局、匿名を保持しつつ少女たちから個人情報を聞き出して彼女たちに近づく自由を皆様は維持し続けたいということなのですね。
誰もそんなことを言ってないじゃないですか。みなさんは少女を性犯罪から守るために個人情報をばら撒く機能をもつ共通IDはかえって有害無益だと言っているだけでしょう。
それに、出会い系の性犯罪は、被疑者と被害者の携帯メールのIPアドレストレースバックと携帯電話の発着信履歴のトレーシングで容易に犯人検挙に至れるようになった(昔なら被害者のあやふやな写真面割しかなかったし電話履歴のトレーシングすらできなかった)というのは、弁護士ならご存知のはず。ただ、これを認めるとIPアドレスのトレーシングで十分であり、共通IDは返って危険であることを肯定せざるを得ないから、こういうモノ言いをしてるんでしょ?
それに、こういう人を小馬鹿にした当て擦りや嫌味皮肉を言うから、相手を感情的に煽ってヒートアップさせてしまい、小馬鹿にされて名誉感情を害された(侮辱された)人達が反発して対抗言論が殺到するのが、「コメントスクラム」の実態であり、先生の投稿で出張先のブログが荒れる「出張放火魔」の実情じゃないですか?私も気分を害しましたよ。
あまりにも誠実性が欠ける表現であり、人が真面目に議論しているのに人を小馬鹿にするような返事を返して甚だ不愉快千万です。
小倉式論理思考メソッドは早急に改定の要があると思います。
Rédigé par : 匿名法律屋 | lundi 31 juillet 2006 à 20:32
> 陰湿な人間にならなければ安心して利活用できないサービスなんてそもそもが間違っているというべきでしょうし。
>
>Rédigé par: Hideo_Ogura | le lundi 31 juillet 2006 à 18:19
こういう「偏見」を堂々と公言するのは、いくら「ブログ主」でも言い過ぎやり過ぎでしょう。
陰湿な人間とは、実名と肩書きを誇示したまま、嫌味皮肉当て擦りを状態として、出張先では次々と炎上騒ぎを起こして「出張放火魔」と呼ばれるような人のことをいうのだと思います。堂々と胸を張って正論が言えるなら、嫌味皮肉当て擦りそれに誹謗中傷罵倒誤読曲解などは行いませんし、間違いの指摘や反発が殺到することもなく、町村教授、ボツネタ裁判官、落合弁護士、モトケン先生のように、皆の尊敬と賞賛を一身に集めるからです。
Rédigé par : FRG | lundi 31 juillet 2006 à 18:35
「ID&パスワードの強化」というタイトル自体がおかしな話で、ID&パスワードは危険だけど簡便だからしょうがなく使っているので、大事な公的書類や公式書類は「電子認証」で本人確認や文書の原本性を証明する時代になっていますよ。電子認証に関するサイトをごらんになって学習されてみてください。
ですが電子認証も万能ではなく手間隙が係り、気軽にインターネットを楽しみたい多くの一般ユーザから嫌われており、ほとんど一般ユーザからh利用されていません。
特に厳密な個人認証を窓口に行かずお気軽にできるはずだったシステムすら一般ユーザに嫌われて頓挫しました。
> 旅券電子申請、コストは1件1600万円 今年度で停止
> 電子申請には、通常の手数料に加え、住民基本台帳カード(500円)、公的な個人認証(500円)、ICカードの読み取り機(約3000円)や各種ソフトのダウンロードが必要。5年か10年に1度の手続きなのに、手順が煩雑なことが敬遠される理由とみられる。人口の1%にも達していない住基カードの普及率の低さも背景にある。利用者側の視点を欠いたまま、巨額の開発費や運営費を投じた見通しの甘さが問われそうだ。
>http://www.asahi.com/life/update/0716/002.html
共通IDで言論の質が上がるというけど、それも幻想に過ぎないことは多くの投稿者が指摘しているとおりです。
誰かは名誉のために特定しませんが、たとえば実名で法律専門家の公的肩書を誇示していながら
(1)臆病者、卑怯者、愚か者という上品とは言えない罵倒を防止できなかった
(2)ネットの初歩的な技術的間違いを発表し、誤りを指摘されても訂正しない
(3)特定個人の個人情報がWhoisの悪用で曝せる方法を暴露した投稿を放置した
(4)ひろゆき氏を暴力団関係者であるかのように書いて誹謗中傷した
(5)ハテナIDを使えるのに故意に使わず身元隠蔽類似の投稿を繰り返した
という現実例すらあるのです。
結論、身元や実名と職業が特定公開されても匿名でも、自意識過剰は自意識過剰のままであるし、誹謗中傷罵倒好きは誹謗中傷罵倒を重ねるし、恥知らずな者は恥知らずな誤りを繰り返すものであり、それは実名を誇示しようと匿名やハンドル名を使おうと差異はない。
むしろ自信にあふれていても奥ゆかしい奥行きのある人は、実名宣伝行為や売名行為が好きではないので、「敢えて匿名」であったり、実名よりハンドル名(正確にはハンドル)に重きをなして活動している。
Rédigé par : FRG | lundi 31 juillet 2006 à 18:25
自己の個人情報をネットに晒さずにネットでの情報発信を楽しめる人というのは結構限定されているので、幾ら口を酸っぱくしようとも、少なくない少年少女たちは自己の個人情報をネットに晒すことが予想されます。では、自己の個人情報をネットに晒してしまった少年少女は、匿名の卑怯者さんたちから何をされても自己責任ということで、犯人が発覚しにくい状況を作り出すのが適切かといえば、私はそうは思いません。
他人を誹謗中傷したり、他人の揚げ足をとったり、他人に粘着したりということは自己の個人情報をネットに晒さずとも楽しめるわけですが、子供たちにネットの楽しみ方としてそういうネガティブないしパッシブなものを推奨するわけにも行きませんので、子供たちが自分の個人情報をネットに晒してもなお安全を確保できるようなシステムの構築を目指していかなければならないというべきでしょう。
陰湿な人間にならなければ安心して利活用できないサービスなんてそもそもが間違っているというべきでしょうし。
Rédigé par : Hideo_Ogura | lundi 31 juillet 2006 à 18:19
結局、匿名を保持しつつ少女たちから個人情報を聞き出して彼女たちに近づく自由を皆様は維持し続けたいということなのですね。
MySpaceの安全対策にしても、システムサイドとして利用者が「少女」であることを把握しないシステムとするという方法ではなく、14歳未満の利用を禁止したり、14〜15歳のユーザーが18歳以上の知らない相手と接触する場合の制限を強化。相手の電子メールか姓名を知らない限り、18歳以上の会員が16歳未満の会員と接触できないようにするなどの方法によることにしているわけですが。
Rédigé par : Hideo_Ogura | lundi 31 juillet 2006 à 18:08
>ネットを経由して個人情報が知られることによって少年少女が犯罪に巻き込まれるのを防ぐには、個人情報を登録等せずに利用できるシステムを構築するだけではたりず、
当然""個人情報をネットに曝すなよ-“”と大人が子供に口をすっぱく教育するこでしょう。""知らないオジサンにはついていかないようしましょう-""と同じことだよ。
>個人情報を一切明らかにできないシステムを構築しなければならない(だって、子供たちは任意にまたは悪い大人たちの誘いに乗って、自己の個人情報をネット上で表明してしまいますから)わけで、
つまり一切の認証をするなという某論だね。IDのアイデンティファイの語源をご存知ですか?
>それができないのであれば、個人情報を必ずしも把握されないシステムというのは悪い大人たちの匿名性のみが一方的に高く保障されるより危険なシステムとなってしまいますね。
ここが変だね。個人情報がネットに拡散するのを危惧するなら、なるべく個人情報が流通しないように、入力するIDはより少ないシステムを作りましょう!とならないのは理解できない。
共通IDが一番危険なのは誰でもハニーポットが作れてしまうこと。
共通ID制度に加入しないで(管理料をとられるからw)、ウエッブサイトをオープンし、そのトップページに
----------------------------------------------------------
ここは共通IDシステムを採用しています。
共通IDとパスワードを入力してください。
共通 I D □□□□□□□□□□□□□□□□
パスワード □□□□□□□□□□□□□□□□
----------------------------------------------------------
というフェイク入力画面を作れば、誰でも他人の共通IDとパスワードが盗み放題となるシステムだよね。
小倉方式では、サイトに投稿するたびに共通IDとパスワードを入力することになっているからこんなアホみたいな抜け穴が生じる。
これは1970年代からあるホストエミュレーション、スクリーンミミック、IDキャプチャって誰でも簡単に作れる偽装手口だけどね。
これを防ぐには、どのサイトのどのページが共通ID制度を採用しているか「共通IDサイト確認リスト」を作り、問い合わせに即時返答できるようにしないと意味ないから、DNSサーバ以上に瞬時リスト更新できるデータバースにしないと防げねーよ。これ第2のDNSサーバシステムを作ると同じだから、ディスクスペースとマシンの確保だけでもすごいお金がかかるよね。
Rédigé par : VUPstar | lundi 31 juillet 2006 à 15:14
>ネットを経由して個人情報が知られることによって少年少女が犯罪に巻き込まれるのを防ぐには、個人情報を登録等せずに利用できるシステムを構築するだけではたりず、個人情報を一切明らかにできないシステムを構築しなければならない(だって、子供たちは任意にまたは悪い大人たちの誘いに乗って、自己の個人情報をネット上で表明してしまいますから)わけで、それができないのであれば
コンピュータネットワークという技術やシステムの変更や構築で、被害防止や犯罪防止に役立てるのは賛成です。しかし、‘子供たちは任意にまたは悪い大人たちの誘いに乗って、自己の個人情報をネット上で表明してしまいますから’と言われてもそれはシステムに起因する問題ではなくて、現実社会で悪い大人にだまさされて被害に遭う少年少女がいることからわかるように、本来はシステム外の教育や指導が原因でありシステム外で対応すべきものです。また、そういう悪い犯罪者を厳罰にする法律家の仕事のはずです。
都合が悪くなるとなんでもかんでも技術上の問題やシステム構築上の問題に摩り替えるのは、常識からいってもどうかと思います。
それより小倉先生は、小倉式共通IDを導入すればハニーポットで共通IDが不正収集&転売される危険が不可避に発生することになりますが、提唱者としてはハニーポットの不正利用はどのように防ぐお考えですか? まさか、ハニーポット対策やフィッシング対策を怠ったまま発案したわけではないですよね。先生はITにとりわけ強いと宣伝されてる弁護士先生だから。
Rédigé par : 小倉(コクラ)秀夫です | lundi 31 juillet 2006 à 14:01
あらぁ、ちょっと変な感じになっているわね。
>ネットを経由して個人情報が知られることによって少年少女が犯罪に巻き込まれるのを防ぐには、個人情報を登録等せずに利用できるシステムを構築するだけではたりず、個人情報を一切明らかにできないシステムを構築しなければならない
これは誰が見ても根拠薄弱な極論ですわよ。「個人情報を一切明らかにできないシステムで犯罪を防げないなら,個人情報を登録せよ」とは論理飛躍の本末転倒な見解だわ。
それに小倉先生式思考論理メッソドでは,
>一度に完璧を期することはできないとしても「できることからこつこつと」実行していくというのが、大人の社会の論理
http://benli.typepad.com/annex_jp/2006/07/post_13.html
のはずでしたよね? ところが、本エントリでは「一切明らかにできない」という「一度に完璧を期すること」を相手に強要するものになっているから、大人の社会の理論ではなくなっていて、従前の小倉先生式思考論理メソッドと完璧に矛盾していますわお。
ところでね。小倉先生のコメント欄の理論に従ったら、「ハニーポットで大量収集した共通IDを犯罪組織に不正売却することを一切できないシステムで犯罪を防げないなら、共通IDなんか全部止めてしまう」のがスジではないかしら?
共通ID制度の提唱者である小倉先生もハニーポットの危険を検討していただきたいわ。
Rédigé par : 憑依 | lundi 31 juillet 2006 à 13:16