私のブログを含む法律家系ブログのコメント欄には、匿名またはトレーサビリティの低い仮名を用いているにもかかわらず、ハンドル名やコメント内の記載によって自分が法律家であることを明示または暗示しようとするコメンテーターさんが時折現れます。そのような自称法律家の匿名さんの中には実際に現役の弁護士さんだったり検事さんだったりする方も稀にいるようですが、その多くは、発言内容を見る限り、単なる自称にすぎないように思われます。
もちろん、匿名またはトレーサビリティの低い仮名を用いているコメンテーターについては、どこの誰であるのかがわからない以上、「匿名法律家」とか「匿名閣僚」とか「匿名大統領」とか「匿名神様」とかというハンドルネームを用いてコメントを投稿された場合に、そのコメンテーターが実際に法律家であるのか、閣僚であるのか、大統領であるのか、神様であるのかを厳格に検証する術をブログ主等は持ちません。まあ、普通はそういうふうに精一杯虚勢を張っている人を憐れんであげればいいのだろうと思うのですが、とはいえ、読み手の便宜を図らない方法で肩書きを使うことの問題点は指摘した方がよさそうな気はします。
ある種の肩書きを有する人は、ある種の領域に関して、その肩書きを有しない人に比べて、高度の知識・経験ないし判断能力を有していると一般的に言える場合に、当該領域に関連する話題に関する見解を発表するにあたってその肩書きを明示することは、読み手にとって便宜であるということができます。肩書きだけでなく、その領域に関する実績や社会的な信用を伺わせる指標等が「プロフィール」という形で明示されていればなお便利です。特に自分が十分な知識・経験等を有しない領域に関しては、多様な見解がフラットに提示されていてもどれを信頼して良いのかということはなかなか判断に困ってしまうのであり、「論者の肩書きなどにとらわれずに、全ての見解をフラットに評価する」というのは「言うは易し行うは難し」というよりほかになく、そのため、「論者の肩書き」により検討ないし信頼する対象を絞り込むのは読み手の思考経済に大いに資することになるからです。
この「肩書き」の有する絞り込み補助機能は、自称される肩書きが論者の実際の社会的地位を正確に反映していることが担保されている前提のもとで初めて機能します。その真正性が担保されていない肩書きが明示されていたとしても、読み手としては論者がその自称する肩書きに対応する社会的地位を有しているかどうかを確認し得ないため、検討ないし信頼する対象を絞り込む際に「肩書き」を指標として用いることのリスクが高くなってしまいます。したがって、肩書きの真正性を検証する手がかりを読み手に与えない「匿名さんによる肩書きの自称」というのは、読み手に対して何のメリットももたらさない無意味なものであるといえます。そういう意味では、自分がどこの何者で何をしている、あるいは何をしてきた人なのかを明示するというのは読み手に対する配慮であるといえます。
もちろん、日頃から「自分は見下されている。軽く見られている」との思いで押しつぶされそうになっている人々が、「上から目線」でブログ主を見下す発言をしたり、ブログ主の発言を「ソース」抜きで否定してみせるために、様々な肩書きを自称することができるという点に「匿名発言の自由」の意義を見出す人々がいても不思議ではありません(特定の分野である種の信頼をそれなりに得ている肩書きを実際に取得するのは結構大変ですが、匿名で自称するのは楽々です。)。また、嘘を嘘と見抜く必要がなく、嘘に乗せられて他人を侮辱してしまったとしてもそれはそれでそのときのストレス発散に繋がるのだから構わないという人々にとっても、その種の邪な意図のために真実とかけ離れた肩書きを名乗って特定の他人を「上から目線」で批判してくれるというのは悪くはないのかもしれません。ただ、そういう生き方って、とても虚しそうです。
>このブログの匿名のネガティブコメンテータさんのコメントのレベルの低さというのは既に実績が積み重ねられていますので、まあ、wikipediaの方がまだ信頼できると考えた次第です。
小倉先生。それは、大前提が証明されてないので論理学で言う「不当仮定の誤謬」「論証不足の虚偽」じゃないでしょうか?
それに、そもそも「レベルの低さ」の主旨は漠然として曖昧ですし(閾値不明)、「既に実績が積み重ねられています」という割には実績の具体性が乏しいし。
だから、「実績の積み重ね」を指摘するなら実績を例示列挙した方が誤読を避けられていいと思います。例えばこんなの僕はいいと思います。
wikipedia同様に匿名さんたちが編集してますが全てインターネットの記事で具体的な裏付けがなされている珍しい例示列挙で、事実認定と実績の積み重ねを重視される先生も納得されて信頼されると思います。
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宿題帳
[HWJ界隈]
・とっとと切り込み隊長への反論書け
・朝日vsNHKで本来朝日側が証拠を出す必要があったのにNHKに悪魔の証明を求めた理由は?
・コメンツスクラームが共同謀議として罪を問えるって話はいつ雑誌に載るのよ?
・削除された若隠居氏のコメントが「印象操作」「ネガティブキャンペーン」であるとする具体的根拠は?
[Annex of BENLI界隈]
・コメンターに指摘された間違いを感謝すらせずに修正し指摘のコメントすら消したのは何故?
・IPアドレスの動的な振り分けに関する解釈が明らかに間違っているのに直さないのは何故?
・掲示板の書き込みで複数人が「同一」と判断した根拠と該当IPアドレスを公開して下さい
・匿名暴きを「民主主義の敵」とまで言い切ったどの口が崎山氏の行為を容認しますか?
・若隠居氏のBlogが「ネット右翼」のコメントスクラームで潰されたとする具体的根拠は?
・有効メーアド晒せというのは時代に逆行する蛮行ですねー
[全般]
・御自身の唱える「ネット右翼」「コメントスクラム」の定義を明確化してください。
・コメンターの誰が卑怯者なのか?具体的根拠と共に明示して下さい
・残されている「あれだけ攻撃的なコメント」って具体的にどれの事?
・逆に「削除したコメント」はそれ以上に攻撃性を露にした内容だったのですか?
・glocomの議事結果に真面目に言及したエントリーマダー?
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Rédigé par : 小倉(コクラ)秀夫です | lundi 17 juillet 2006 à 23:38
>確かにここに粘着的に集うネガティブコメンテータさんたちのコメントレベルって低いですよね。彼らは「アインシュタインがニューヨーク州のバーイグザムに2回落ちた」などという虚偽に気づかないほどですから、おそらく批判能力に乏しいのかなという気がします(これまでもそうした例は数多くありますし)。「アンチ小倉派」のコメントというだけで嘘でもなんでも受け入れてしまう鈍感さというのは、「アンチ小倉派」という仲間意識に由来するのかも知れませんが、そのような仲間意識が却ってレベルの低さを露呈させてしまっているわけですから滑稽な構図ではありますね。
「レベルって低い」「虚偽」「嘘でも何でも受け入れてしまう」「滑稽」……ハイ、ここまでやらかしたら名誉毀損罪が成立しています。表現方法が侮辱的ですから公益目的もないし、内容が特定複数名の誹謗に終始しているから公共利害性もありません。内容も虚偽です。残念ながら渉外弁護士で米国のアイビーリーグに留学した人は結構知ってますけど、アインシュタインがニューヨーク州のバーエクザムを2回落ちたことは20年以上前の文献にすら出ている歴史的事実です。真実を虚偽と根拠無く決め付けたから真実性の証明も無論できないし、真実と信じる相当な理由もありません(根拠は小倉先生の言葉だけ。「ウィキィーペディアに書いてないことは存在しない」なんて屁理屈で「相当性」を認めるほど日本の裁判所は甘くない)。
どなたか自称「福田」という「匿名の陰に隠れた臆病系卑怯者コメンテータ」を告訴する方いらっしゃいませんか(笑。
Rédigé par : 匿名法律屋 | dimanche 16 juillet 2006 à 14:27
>このブログの匿名のネガティブコメンテータさんのコメントのレベルの低さというのは既に実績が積み重ねられていますので、まあ、wikipediaの方がまだ信頼できると考えた次第です。
確かにここに粘着的に集うネガティブコメンテータさんたちのコメントレベルって低いですよね。彼らは「アインシュタインがニューヨーク州のバーイグザムに2回落ちた」などという虚偽に気づかないほどですから、おそらく批判能力に乏しいのかなという気がします(これまでもそうした例は数多くありますし)。「アンチ小倉派」のコメントというだけで嘘でもなんでも受け入れてしまう鈍感さというのは、「アンチ小倉派」という仲間意識に由来するのかも知れませんが、そのような仲間意識が却ってレベルの低さを露呈させてしまっているわけですから滑稽な構図ではありますね。まだ、そのようなネガティブな仲間意識がない分、同じ匿名であってもwikipediaが信頼足るというのは頷けます。
Rédigé par : 福田 | dimanche 16 juillet 2006 à 13:58
>Wikipediaでの編集合戦の対象になるとも思えないし
>このブログの匿名のネガティブコメンテータさんのコメントのレベルの低さというのは既に実績が積み重ねられていますので、まあ、wikipediaの方がまだ信頼できると考えた次第です。
はい、オッケー。
つまりはそういうことなんですよ。
所詮『肩書きの証明』なんて重要ではなく、
自分の受けた印象(肩書きからの印象かもしれないし、実際のしゃべりを見た上での印象かもしれない)で判断しているに過ぎないんです。
『肩書きのまるでない、しかし、ある程度の実績のある大手サイトだから信用できる。』
wikipedia同様に。別に彼が弁護士だかそうでないかなんて実はどうでもよく。これまでの印象やシャベリの実績で信頼に足るか否か。
この視点こそが小倉さんの肩書き(いいかえればnot匿名)の証明がどれほど軽視されているかのひとつの『実例』というわけですナ。
#再度言い訳しておきますけど、別に匿名の誰かが書いたwikipediaの記述が間違い/役に立たないといいたいわけではなく、このエントリ内容と矛盾して本末転倒だよねって言うことなので誤解なきよう(苦笑)別にwikipediaにケンカ売ってるわけではない。
Rédigé par : サスケット | dimanche 16 juillet 2006 à 03:38
"匿名"と呼ばれた者からひとつだけネットで飯を食っている者としてコメントするっす。
ネットサーフィンしていたら「小倉秀夫」氏名義の投稿に対するレスを見付けた。(前の方の常連さんの投稿やレスを見ると「弁護士の小倉秀夫氏とは限らない」と書いてあったんすよ)
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>匿名さんが用いる言葉というのは、社会一般で用いられる言葉とは結構異なるのですね。
お得意の匿名叩き匿名攻撃匿名レッテル張りは自分のブログでやってください。そんなのは話題のはじっこすらかすりません。>小倉秀夫様
なおこのブログでコテハンを匿名と決め付けるなら「小倉秀夫」なるコテハン?も匿名となり上記コメントが自分に向かってきて「小倉秀夫なる匿名が用いる言葉というのは、社会一般で用いられる言葉とは結構異なる」という結論が成立してしまい、結局自爆する論理になりますよ。お気付きでしたかな?
Posted by: 無粋な戦士 | 2006年07月16日 01:26
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http://www.yabelab.net/blog/2006/07/10-103146.php#c6357
俺も頭が単純な粗忽もんだから"Hideo_Ogura"氏が"弁護士の小倉秀夫先生"とばかり思い込んでいました。そこで"Hideo_Ogura"氏のプロフを開けたんす。
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A little about me:
I am an attorney at law in Japan. And I am part-time lecturer of teach copyright law at Chuo University. I was born in 1968. I have been in Tokyo since I was born.
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ん、自分は弁護士で中央大学のパートタイム講師やっている1968年東京生まれとしか書いてなくて、漢字の姓名表記もフル"生年月日"も、勤務先会社名(事務所名)も書いてないすね。
これじゃーまさに
>(日本語でソースなしの情報なら引っかかりましたけど、「いつ、どこの」という部分がない、都市伝説の受け売りの類だけです。)
そのものですね。
"Hideo_Ogura"="弁護士の小倉秀夫先生"かどうか判らないっすよ。
日弁連の登録名簿みればたやすく書けることが書けないとは思えないし、ブログの管理人が編集合戦するわけはないからね。書いてないものは存在しないというのがこのブログの管理人の立場でしょ!
>ニューヨーク州の法律家協会のロビーに行けばわかるようなことが、Wikipediaでの編集合戦の対象になるとも思えないし、アインシュタインがニューヨーク州のバーイグザムに2回落ちたという内容も、編集合戦の内容となるような話ではないですね。WikipediaだけでなくGoogleで探してみても、アインシュタインがロースクールを卒業したとの事実すら引っかかってきません。
とすると、"Hideo_Ogura"氏もコテハン、"小倉秀夫"氏もコテハン、そしてコテハンは"匿名"と決め付けていい!というのが、コテハン"Hideo_Ogura"氏とコテハン"小倉秀夫"氏の見解だから、ご両人とも"匿名"と呼んで決め付けていい(反証を許さず;クリーンハンズ)、ということでいいっすよね。
Rédigé par : VUPstar | dimanche 16 juillet 2006 à 03:06
>このブログの匿名のネガティブコメンテータさんのコメントのレベルの低さというのは既に実績が積み重ねられていますので、まあ、wikipediaの方がまだ信頼できると考えた次第です。
積み重ねられている実績の多さではHideo_Oguraさんの右に出る人はいないでしょう(笑)。
前にも言われていましたけど、Hideo_Oguraさんは心が狭いですよね。そんな本質とかけ離れた所で鬼の首でもとったように論ってどうするんですか。情け無いですね、いつもですけど(泣)。それより、本質的な質問に答えないとどんどんコメンテータさんが増えていくだけですよ。
Rédigé par : 平田 | samedi 15 juillet 2006 à 19:39
>匿名法律屋さん
そうっすね。了解です。大人として矛を収めます。
>実名を顕出しながら、(1)嫌味、(2)皮肉、(3)当て擦り、(4)「愚か者」「卑怯者」「臆病者」と罵倒……なんかをしたって、何の制裁も受けず大手を振ってブログやっている人
が
>一日も早く、実名を用いることがメリットになるような有意義な発言ができるように、人生を見つめ直してもらいたい
と思うことにしますよ。
Rédigé par : VUPstar | samedi 15 juillet 2006 à 13:27
>VUPstarさん
まぁいいじゃないですか。大人の度量で大目に見ましょうよ。
ネット上の言論では、実名を顕出しながら、(1)嫌味、(2)皮肉、(3)当て擦り、(4)「愚か者」「卑怯者」「臆病者」と罵倒……なんかをしたって、何の制裁も受けず大手を振ってブログやっている人がいて、被害者は全員慈愛をもって大目に見るか「泣き寝入りしている」社会なんですから気にしないことです。
PS:トリビア雑学ですが、アインシュタインがニューヨーク州のバーエクザムを2度落ちたのは有名な史実ですが米国ロースクールを出たかどうかは判りません。
Rédigé par : 匿名法律屋 | samedi 15 juillet 2006 à 13:10
>このブログの匿名のネガティブコメンテータさんのコメントのレベルの低さというのは既に実績が積み重ねられていますので、まあ、wikipediaの方がまだ信頼できる
へー、というか、ん?、というか。こんなこと面と向かって言ったら喧嘩にならなくても口論になるんじゃね?
俺は法律なんてカラッキシだめだめだけど、常識で言ったら、侮辱とか名誉毀損じゃね?
小倉弁護士先生様、これは誰に向けた言葉ですか?
俺ですか?それとも匿名法律屋さんにですか?
Rédigé par : VUPstar | samedi 15 juillet 2006 à 12:47
結局、本論に関して言えば、Authorからは、このエントリーで示したような考慮要素をふまえたコメント
> >肩書きの真正性を検証する手がかりを読み手に与えない「匿名さんによる肩書きの自称」というのは、読み手に対して何のメリットももたらさない無意味なものであるといえます。
> そうすかぁ?俺なんぞ肩書きなんぞホンマもんですら鼻っから信用してねぇけどね。○○士とか××認定とか言われても、「それがナンボのもんじゃい。ちゃんとコード書けや。裁判逝って勝ってこいや。結果を出せや。幾ら儲かったんだ?」でHLTですがね。
> だいたい匿名の肩書きなんて一々考察するんすかぁ?書いてある文章やコード読めばホンマもんのIT技術者かIT弁護士か一発でわかりますよ。肩書き信仰は危険ですさかい。中身と結果で判断した方がいいっすよ。
> >「論者の肩書きなどにとらわれずに、全ての見解をフラットに評価する」というのは「言うは易し行うは難し」というよりほかになく
> いえいえ、逆に言えば「この肩書きにしてこの程度か」というのは一発でわかります。
に対するお話というのは聞くことができなかったですね。
申し訳ないですが、おまけトリビアについてしか言及しないのは、上記の書き込みには反論できないから、というようにしか見えません。
Rédigé par : irose | samedi 15 juillet 2006 à 10:21
提唱者のVUPstarさんが「幻覚幻影ってことでいいっすよ」と撤回しているのに、執拗に粘着して連投コメントを投下するのは、先生自身が「特定の”匿名”に粘着した○○者」になっちゃいますよ。
>小倉先生>
>匿名法律屋さん>
>
>そういうことなら、俺がニューヨーク州弁護士協会のホールで見たのは幻影幻覚ってことでいいっすよ。刺身のツマ的なたかだかイースターエッグコメントで熱く議論するほどの価値なんか元々ないっすから。真贋議論は時間の無駄だよ。みなさんはもっと時間を有効なことに活用してくださいな。
Rédigé par: VUPstar | le vendredi 14 juillet 2006 à 10:19
それに匿名でもコテハンは自尊心や世評が違うからきちん分けたほうがいいという見解を無視して「匿名」「匿名」「匿名」と街宣車並みに執拗に連呼して「このブログの匿名のネガティブコメンテータさんのコメントのレベルの低さというのは既に実績が積み重ねられています」なんて意図的に言うのは、僕は現実の悪意あるコメントだと思いますけど。モトケンさんのブログでも同時進行で匿名誹謗を連呼していることからして。
>それにハンドル名を名乗る人を一まとめにして"匿名""匿名"と悪し様に罵るのはよくないっすよ。小説作者のペンネームのように、ハンドルには実名と等価の自信と信用を持っている人が多いんだから。特に技術屋の世界では。
Rédigé par: VUPstar | le vendredi 14 juillet 2006 à 10:19
小倉先生は「匿名さんを何とかして見下してやるためだったら、何だってやるんだよ」と思われたら不愉快でしょうと思います。だから人を不快不愉快にするコメントは大人として避ける(僕みたいにガキじゃないんだから)という率先模範を小倉先生が示してくれると僕はうれしいな。
PS:「匿名=無価値」と思うならわざわざ執拗に粘着して見下す必要なんかないでしょう。
Rédigé par : 小倉(コクラ)秀夫です | samedi 15 juillet 2006 à 08:51
ニューヨーク州の法律家協会のロビーに行けばわかるようなことが、Wikipediaでの編集合戦の対象になるとも思えないし、アインシュタインがニューヨーク州のバーイグザムに2回落ちたという内容も、編集合戦の内容となるような話ではないですね。WikipediaだけでなくGoogleで探してみても、アインシュタインがロースクールを卒業したとの事実すら引っかかってきません(日本語でソースなしの情報なら引っかかりましたけど、「いつ、どこの」という部分がない、都市伝説の受け売りの類だけです。)。
それに、アインシュタインは米国に移住した時点では既に世界でも最も著名な物理学者の一人でしたから、わざわざロースクールを卒業してバーイグザムを受けるメリットもわかりませんし、そもそもロースクールを卒業できるほどに放っておいてもらえたのかという疑問もあります。それに、ニューヨーク州の法律家協会がそのロビーに「アインシュタインは我々のバーイグザムを2回も落ちたんだぜ」ということを示すモニュメントをおく理由もわかりません。
このブログの匿名のネガティブコメンテータさんのコメントのレベルの低さというのは既に実績が積み重ねられていますので、まあ、wikipediaの方がまだ信頼できると考えた次第です。
Rédigé par : Hideo_Ogura | samedi 15 juillet 2006 à 01:50
VUPstar さん先に突込みが入りましたね(笑)
あれは誰にでも編集できる百貨辞典ですから、それこそ揉めるような内容については頻繁に対立意見間での書き換えが起こったりするので、きちんと客観的判断をできる人じゃないとワナに陥ります。
小倉さん、きっかりがっちり「大手サイトwikipedia」の”肩書き”にだまされてしまっていますね。
#別に匿名の誰かが書いたwikipediaの記述が間違い/役に立たないといいたいわけではなく、このエントリ内容では本末転倒だよねって言うことなので誤解なきよう。
珊瑚とか朝日新聞の捏造記事もそうですが、小倉さんが言うとおり、そして小倉さんが誤解しているとおり、所詮肩書きがあったところで本当に信用できるかどうかは別のお話です。
匿名の信用できる肩書きか?
あういは名刺や何かに肩書きがあっても信用できるか?
肩書きが事実であっても信用に足るか?
ということは当たり前に(意識する前に)やってしかるべきことだと思います。
ま、小倉さん自身が体現したように、往々にして人は肩書きに頼る/だまされるものなのですが。
Rédigé par : サスケット | vendredi 14 juillet 2006 à 22:20
「匿名さんはね、人を何とかして見下してやるためだったら、何にだってなれるんだよ」
こういうことを言う人間というのは往々にして、「人を何とかして見下してやるために実名を名乗っている人物」だったりするのではないかと思わなくもありません。
人間というのは自分の中にある醜い部分を敵の中に投影して罵ることがありますから。
Rédigé par : 蜃気楼 | vendredi 14 juillet 2006 à 22:09
>この「肩書き」の有する絞り込み補助機能は、自称される肩書きが論者の実際の社会的地位を正確に反映していることが担保されている前提のもとで初めて機能します。
ここでいう「肩書き」って、医者とか弁護士とか資格のことを言っているのでしょうか、多分違いますよね。例えば医者にしても最近は高度に多様化してきて医者といっても専門が違えば全く古い知識しか持ってない場合とかあると聞いています。しかし、現状の法律では何の専門なのかは自称で構わないということになっているという話を聞いたことがあります。弁護士に関してはどうなのでしょうか?
つまり、弁護士という肩書きが有ったとしてもその内の何が専門なのかは「自称」ということになるのではないでしょうか、ということです。だとすると、匿名さんが自称で法律に詳しいというのと、弁護士が何の専門なのかをいうのとはレベルとしては同格ということが言えると思います。
これらのことを考慮すると、貴方がこのエントリで吐露している匿名さんに対する怒りと、匿名さんが貴方に対して感じている某かの感情は、全く同種のものであるということが言えます。にも拘らず、貴方の感情は正しく、匿名さん側の感情は間違っている、もしくは匿名さんの自称は嘘であり、貴方の自称は真実であるという根拠は何処にあるのでしょうか?それが説明できない限り
(>したがって、肩書きの真正性を検証する手がかりを読み手に与えない「匿名さんによる肩書きの自称」というのは、読み手に対して何のメリットももたらさない無意味なものであるといえます。)
無意味なものだったと認めたと判断させていただきたいと思います。
Rédigé par : 平田 | vendredi 14 juillet 2006 à 21:25
小倉先生>
匿名法律屋さん>
そういうことなら、俺がニューヨーク州弁護士協会のホールで見たのは幻影幻覚ってことでいいっすよ。刺身のツマ的なたかだかイースターエッグコメントで熱く議論するほどの価値なんか元々ないっすから。真贋議論は時間の無駄だよ。みなさんはもっと時間を有効なことに活用してくださいな。
それより小倉先生に聞きたいんだけど、wikipedia って職業年齢とか社会的身分すら全く不明の "匿名者達" が "無保証" で書いた文章なんすけど、これを無批判に信じて引用して議論するって先生のこのエントリやコメントの主意と矛盾してないっすか。
>匿名さんの無責任な一言の真贋を確認するためにわざわざニューヨーク州弁護士協会のホールを訪れる酔狂な人もいないだろうということは常識的に予測が付く話ですね。
だから wikipedia 自体が「匿名さんの無責任な一言」の集合体なんですよ。無限ループのコードになってますよ。
>「匿名さんはね、人を何とかして見下してやるためだったら、何にだってなれるんだよ」
だけどここの小倉先生のコメントを読んでいるとさ、"何とかして小ざかしいことを言う匿名を見下してやっつけるためには、匿名の wikipedia 文章だって何だって引用するんだよ"という感じで、どっか違和感ありますぜ。法律や政治の門外漢の俺にだって"何か変だよな"って思いますもん。
それにハンドル名を名乗る人を一まとめにして"匿名""匿名"と悪し様に罵るのはよくないっすよ。小説作者のペンネームのように、ハンドルには実名と等価の自信と信用を持っている人が多いんだから。特に技術屋の世界では。
Rédigé par : VUPstar | vendredi 14 juillet 2006 à 10:19
>>VUPstarさん
さすが、VUPstarシニアマネージャ殿!!鋭い考察、その通りです!!
Rédigé par : 森 | vendredi 14 juillet 2006 à 09:43
いえ、アインシュタインのような超・著名人であれば、ロースクールを卒業したのであれば、いつ、どこのロースクールを卒業したのかがググっても出てこないというのはおかしいですね。また、ニューヨーク州弁護士協会のホール云々ですが、ニューヨーク州弁護士協会が「アインシュタインは我が弁護士会のbar examを2回受けて2回とも落ちた」ということをわざわざ公示するというのもおかしな話です。
まあ、匿名さんの無責任な一言の真贋を確認するためにわざわざニューヨーク州弁護士協会のホールを訪れる酔狂な人もいないだろうということは常識的に予測が付く話ですね。
Rédigé par : Hideo_Ogura | vendredi 14 juillet 2006 à 09:11
まぁ、wikipedia学派(肩書き?)の伝聞証拠に毒されることなく、百聞は一見にしかずですから、ニューヨーク州弁護士協会のホールに一度いらっしゃい。実地調査未了のままアレコレ言っても信用性は低いですから(IT技術知識や憲法判例知識と同様に憶測や調査不十分で書くのは妥当性を欠きます。)。
Rédigé par : 匿名法律屋 | vendredi 14 juillet 2006 à 08:58
アインシュタインに関するwikipediaの説明を見ても、ロースクールに入学したということすら書いていないですね。
Rédigé par : Hideo_Ogura | vendredi 14 juillet 2006 à 08:35
アインシュタイン
ニューヨーク州弁護士協会のホールに展示しております。
お立ち寄りの際は是非ご高覧いただければと思います。
Rédigé par : 匿名法律屋 | vendredi 14 juillet 2006 à 02:33
アインシュタインは、ギムナジウム→チューリッヒ連邦工科大学→臨時の代理教員→スイス特許局→チューリッヒ大学教授という経歴であり、1879年生まれの愛シュタインがチューリッヒ連邦工科大学を卒業したのが1900年、スイス特許局に就職したのが1902年、「特殊相対性理論」に関する論文を書き上げたのが1905年、有名な式E=mc²を発表したのが1907年、チューリッヒ大学の教授となったのが1909年ですから、「有名大学のロースクール」を卒業して、ニューヨーク州のバーエクザムを2年連続落ちる余裕なんてどこにあったのですか?
Rédigé par : Hideo_Ogura | vendredi 14 juillet 2006 à 02:19
>「論者の肩書きなどにとらわれずに、全ての見解をフラットに評価する」というのは「言うは易し行うは難し」というよりほかになく
いえいえ、逆に言えば「この肩書きにしてこの程度か」というのは一発でわかります。肩書き信仰は悪魔の誘いです。サムライ商法が出ては消え出ては消えするのと同じ。
それに、例えて言えばですが「ITにめっぽう強い弁護士」かどうかは、(1)セキュリティエクスポに呼ばれているか、(2)ネットワールドに呼ばれているか、(3)インターロップに呼ばれているか、(4)デジタルフォレンジックコミュニティに呼ばれているか、(5)越後湯沢に呼ばれているか、(6)セキュリティキャンプに呼ばれているか、(7)レッドハットに呼ばれているか……T先生やO先生S先生やI先生は呼ばれている!ですぐわかりますよ。
Rédigé par : 匿名法律屋 | vendredi 14 juillet 2006 à 02:17
>肩書きの真正性を検証する手がかりを読み手に与えない「匿名さんによる肩書きの自称」というのは、読み手に対して何のメリットももたらさない無意味なものであるといえます。
そうすかぁ?俺なんぞ肩書きなんぞホンマもんですら鼻っから信用してねぇけどね。○○士とか××認定とか言われても、「それがナンボのもんじゃい。ちゃんとコード書けや。裁判逝って勝ってこいや。結果を出せや。幾ら儲かったんだ?」でHLTですがね。
だいたい匿名の肩書きなんて一々考察するんすかぁ?書いてある文章やコード読めばホンマもんのIT技術者かIT弁護士か一発でわかりますよ。肩書き信仰は危険ですさかい。中身と結果で判断した方がいいっすよ。
ちなみにアインシュタインって有名大学のロースクール出ながらニューヨーク州バーエクザムを2年連続落ちた天才だって知ってました?
Rédigé par : VUPstar | vendredi 14 juillet 2006 à 01:58